うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

『宵闇真珠』を観る

▼お昼ごろ、ヒヨコとカラザと三人で連れ立って珍しく電車でお出掛け。梅田です。テアトル梅田で香港映画『宵闇真珠/白色女孩』を観るのです。日本からオダギリジョーが出てます。果たしてオダギリジョーが丁半どちらに転ぶでしょうか。

 腹ごしらえをしたいというので茶屋町マクドナルドへ。しかし店内満員で席はありませんでした。カラザが店内で食べられないのでめっちゃ不機嫌。でも構わずテイクアウトしてテアトル梅田前で座れるところがあったのでちょっと震えながら食べました。食べて地下の劇場へ。ネットで予約してあるので発見もスムーズ。

 『宵闇真珠/白色女孩』観ました。オダギリジョーは「小田切譲」と書くということがわかりました(笑) とても良い映画でした。オダギリさんはやはりキャリアを重ねたこともあるのでしょう、以前感じた変に尖った感じが抜けてまったく無理をしている感じがなく、それでいて自分の個性ちゃんと出ていてとても良かったです。主役の女の子がどうも見た目も行動もわが家の東京に飛び出していってしまった上の娘タマゴと重なるところがあってなんだかしみじみとしてしまいました。ヒヨコもそれを思っていたそうです。
 そういうことを抜きにしてもとても良い映画でした。無理矢理なハッピーエンドや逆にエグい話にせずにいてくれたのがうれしかったです。
 撮影は、王家衛ウォン・カーウァイ)監督とよく組んでいた杜可風(クリストファー・ドイル)。共同監督もしています。杜可風の特徴あるカメラワークは特に目立っていませんでしたが、映画全体の仕上がりが90年代香港映画の良いところを残してある感じがして良かったんですよね〜。映画、わざわざ観に来て正解でした。

 小腹が空いたので地下街をうろうろ。すごい人の流れが渦を巻いていました。梅田はおそろしいところじゃ。
 [カフェ・ド・カンパーニュ]というところに少し待ちましたが入りました。最初はケーキセットとかって思ったのに晩ご飯も梅田で済ませてしまおうということになり、レタス包みハンバーググラタンを食べました。おいしかった〜。そのあとヒヨコもカラザもイケるというのでケーキセットも頼みました。これも美味しくて大満足。
 楽しい年末のお出掛けでした。