▼kindleで、青山透子著『日航123便墜落の新事実/目撃証言から真相に迫る』を読んでいる。事故機に搭乗のスチュワーデス(当時の呼称)は著者の同僚や先輩だった人、つまり元客室乗務員が書いた本である。事故調査委員会のレポートに疑問を持ち、日航を退職。東京大学に入り直して博士号まで取得してこの事故のことを独自調査やインタビューをして何冊か本にまとめて出している。この本は2冊目だったかな。
この人を「陰謀論だ。自分たちの責任を回避したいがために事故調に異議を唱えている。520人の死を商売にするな」と批判する人もいるが、僕は読んでみてそうは思わなかった。
まずこの人は元日航の人だが、事故調のレポートはボーイング社の尻餅事故時の修理ミスという結論なのだから、日航に責任の大きな比重はない。だから責任逃れという指摘は全くの的外れだ。逆に蒸し返されて困るのは日航の方。けっして身内びいきはしていない。
それに、目撃証言を元に事故調のレポートの矛盾やズレを見つけ出しているのであって、そこには全て裏付けがある。無理矢理な決めつけもしていない。真相はわからないものはわからないと書いてある。事故調のレポートには明らかに物理的な矛盾がある。専門家も疑問を投げかけるほどの内容なのだ。
大きな事故や事件には謎が残る。そこを地道な調査で埋めていくのは興味あることだ。まだ全部読んではいないが、予想外に引き込まれて速く読み進んでいる。
お昼は卵焼きを作って軽くそれで食べた。
午後も読書の続き。
夕方、ヒヨコと買い出しに行く。レッドクリフと業務スーパーである。トイレットペーパーの250メートル巻きというを売っていたので買ってみた。いつも買っているのもけっこう巻きが多くて120とか110とかだけど250というのはすごいなぁ。
晩ご飯は、ゴーヤチャンプルー。にがいゴーヤが美味しいと思えるのは大人になったからなのかな。とても美味しかった。