▼朝日ふれあい通信の宮崎さんが一眼レフカメラを持って取材に来る。香港ロケの波頭映画第二弾『探偵故事ウーロンズ・アイ』の取材。映画の衣装とメイクをして、カチンコなどを持って疑似撮影風景を作り、宮崎さんがビーム光線マシンガン攻撃的にストロボを焚くのだ。映画のストーリーはまだ煮詰まっていないので、その辺のインタビューはは適当に答えておく。だいたいが、今年中に仕上がる補償は何もないのだ。帰り際、宮崎さんは、
「“今年の傑作”という企画ですから、映画今年中に完成させてくださいね」とダメ押しをするので、力なく笑ってごまかす。
