うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

『机』『シクロ』『ナイフ』

▼昨日は休みをとった。午前中は机の組み立てを行っていた。そう、机を買ったのである。これはボクの腰痛対策のひとつだ。コタツトップMacではどうも腰に負担が掛かり、すぐに痛みが発生する。腰痛から起因する足のしびれなど日常茶飯なので、このままでは大変なことになるというわけで、数カ月前から探していたのだ。で、通販でやっと値段と大きさがちょうどよい物をみつけたというわけ。実はこの机、友人(プー子さんとこ)宅で見つけていいなぁと思っていたものである。
 その友人が買った時にも引き出しの底板が割れていたとかトラブルがあったらしいのだが、我が家の場合も見事にトラブルがあった。なんと机の右側面が真っ二つだったのだ。これ足と兼用の支えになる部分で、真っ二つだとどうしようもない。おまけに組上がりできたキャビネット(脇机)はタマコロの足が陥没していて底の板(けっこう分厚い)がバリバリ伝説だったのだ。翌日怒りの電話を掛けたのは言うまでもないが、なんかナメきってる業者だったな。神戸の“通販倶楽部”ちゅうとこやったけどな。“MADE IN INDONESHIA”とか書いてあったけど、輸入してから検品してないねんやろなきっと。
 まともな部品がそろって、キャビネットも丸ごと交換してもらって、使い心地はいい。幅が一四〇センチもあるので、ColorClassicIIとうずらヒヨコのPerforma575を置いてもまだ余裕がある。奥行きも七五センチぐらいあるので充分だ。けどこれを家に入れるために、本やレコードを大量に処分しなければならなかった。これは悲しい。けど、しょうがないのだ。
 さて、午後は『第4回枚方アジアシネマフェスティバル』の七日目に行った。今回は忙しくて昨日が初めてだった。『楽園の瑕』とかけっこうメジャーどころもやってくれていたのだけど。
 昨日の作品は、梁朝偉トニー・レオン出演の仏・ベトナム・香港合作の『シクロ』とベトナム映画の『ナイフ』。
 『シクロ』の感想は…、別に梁朝偉でなくてもよかったんちゃうん? 必然性がない。ただのベトナム人の役だから、ベトナムの俳優で充分であったはず。ま、ボクらは梁朝偉やから観たけど。そういう意味で、つまり外国に売って、そのままでは観ないであろう観客を釣るという効果はあったと思うけど。梁朝偉の行動も最後もなんかわけわからんしなぁ。意味あるのかないのかわからない描写が入るのだけど、結局意味なしとかいうのが多くて、その整理が面倒な映画だった。梁朝偉の吹き替えの声も、もうちょっと低い声にしてほしかった。ただ、ベトナムの街の風景なんかは楽しめた。
 それに比べて『ナイフ』の方がわかりやすかった。主演の女の子はアイドルちゃんなんやろなぁ。可愛かった。ま、画面の表現にやや作為的すぎるものはあったにせよ、話はわかりやすかった。敵味方の兵士が出てくるが、このリーダーがよう似た顔で、どっちがどっちか分からなくなることしばしば。これはもうちょっとキャスティングに気を使ってほしかったなぁとは思うけど。ラストの展開には少々唖然としたけど、スカッとしてるといえばそうかもしれない。

▼今日突然、テレビ番組製作会社「テレビマンユニオン」から以下のような問い合わせがきた。
「はじめまして、香港映画、中国映画に詳しいあなたのお知恵を拝借したくメールを送ります。私は、MBS系で放映中の「世界ウルルン滞在記」というテレビ番組を制作しているテレビマンユニオンの伊藤と言います。今回番組で中国の雑技団を取材しました。そこで、体の柔軟性を高めるトレーニング方法として、台の上に座り、ひざを固定し、足が逆にそる(曲がる)ようにかかとの下にレンガを入れるというものがあり、これが、中国の昔の拷問の一つにあったらしいのです。そこで、このような拷問のシーンを描いた中国か香港、台湾の映画を探しています。何かお心当たりか、検索先など思い当たることがありましたら、ご連絡ください。テレビマンユ二オン/世界ウルルン滞在記/調査担当/伊藤暢子」
 別になんの得があるというわけでもないのだけど、わかったら教えてあげたいと思う。