うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

兵庫県 村岡町へドライブ

▼日曜は、ボクは普段は近場ばかりであまり遠出をしないのだけど久しぶりにケロケロ号(※1)でボクにしてはロングなドライブに出た。
 行き先は兵庫県の村岡町。蘇武岳(奥神鍋高原スキー場)と瀞川山(鉢伏高原スキー場)に挟まれた盆地である。
 ここは、うずらヒヨコの父の祖父の出身地で先祖代々の墓がある。一応、大阪に墓は移してあるが、こちらにも残っているのだ。で、だいたいレジャーも兼ねて十年周期ぐらいでお参りにいくというわけ。現地にはもう親類などは一軒もない。だから場所さえはっきりしないので、RPGのように細切れのヒントをつなぎあわせて探し出さねばならない。
(※1:タヒチアン・グリーンパールのHONDA TODAY。丸眼で緑なのでケロケロ号なのだ。現行の飯島直子のひとつ前の、牧瀬里穂のCMのやつ。ハッチバック全盛の軽四輪だが、このタイプは"セミノッチバック"という、ローバー・ミニと同様のトランクであるところが気に入っている)

▼寄り道や何度かの行ったりきたりを含めて382.5kmのドライブ。バイクのツーリングの一日の一番適当な走行距離は200kmと言われているから、まぁ、よく走った方だと思う。
 予定では茨木ぐらいから中国道に乗って福崎まで行く予定だったが、表示がわかりにくくうまく乗れなかった。が、これが幸いした。なんと中国道はだだ混み状態だったのだ。
 宝塚ぐらいまで一般道を走る。ほとんどスイスイと快調に進む。時折見える高速の様子はトロトロ運転状態で、お気の毒さま。

▼11時ごろ早めの昼食。
 再び走り12時47分、193km走って草ボ〜ボ〜の中に一つ目の墓を発見する。十数個の墓石がある模様。
 なにせ、昔の墓なので、自然石を並べてあるだけのものほとんど。文字も皆目読み取れない。が、たぶんここにまちがいないとぷれこはいう。
 そのとなりはトトロの世界に出てきそうな神社などがある。通りかかる自転車の小学生が、
「さようなら〜」
 と挨拶をしていくので、こたえる。いいなぁ、こういうの。

▼さてさて、こういう田舎方面のドライブで楽しいのは何も車で走るだけじゃない。そう、『レンズはまぬけ!?』ネタをさがすことだ。しかし、今回は残念ながら走行中で撮影はできなかった。次回は必ず撮ってこよう。ちょこっと面白かったのを紹介しよう。

「城とどっこいせぎ町、三和町
お好み焼 ポール・モーリア
「ラウンジ・あめま」
「すりへったタイヤ使用禁止」

 そして石材屋に灯篭や墓石に混じって、ゴジラの石像。
 
▼実はもう一つ探さねばならない墓があったが、今回は探し出せなかった。聞き込みに行った寺では、「ない!」と断言されたが、実はその寺の檀家であったことが帰ってからわかった。江戸時代、農家だったので姓がなく、名前で登録されていたから今回訊いたときにはわからなかったのだ。寺では隠し部屋のようなところへ通されたが、ここはこの寺の一番いい部屋でかなり上のクラスのお坊さんが来たときに寝泊りした部屋だという。加納派の有名な人が描いた屏風などがあった。それをうずらヒヨコが指摘してそのことで会話したので気を良くしたおじゅっさんは子供たちにもなかをくれた。

▼帰りは全く高速を使わずに9号から京都方面を目指し、亀岡から幽霊でも出そうな高槻の山を抜けて山道くねくねコースで帰ってきた。これはなかなか楽しいコースだった。