うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

あたし、ダイゴがティガだって知ってる

▼し、しまった…。読売テレビTHE 夜もヒッパレ』自分で情報流しておいて観るの忘れとった。←イツモノコトヤガナ。

▼みきさんという人に新情報を教えてもらう。
X-FILESの新作ビデオというか3rdの最終話は 9/19に「X-ファイル:タリサ・クミ」というタイトルでリリースされるようです」
 ぉお! 本来の最終話は単独で発売か。3rdシーズンのストーリーはオフィシャルホームページで翻訳ソフトで読みましたのでだいたいの雰囲気はつかんでましたから、「X-ファイル:タリサ・クミ」が4thにつながることはわかっていた。だから余計に気になったんです。これを4thの頭にもってこられたら、いやだな〜って。
 実はボクは4thシーズンの1話と途中の4話かなんかを観ています。アメリカの友人…(日本人女性でTHE X-FILESを通じてNIFTY-Serveで知り合いました)から、ビデオを送ってもらったことがあります。でも英語わからないのでちゃんと細かいとこまではわかっていませんけど。だからある人物の行く末も知ってしまっているし。

▼今日のウルトラマンティガは面白かった。8月いっぱいで終わるので、夏休みということもあり大サービスの回だった。子供より、ボクらウルトラマンで育った30〜40代のお父さんお母さんへのサービスとしか思えない作品だった。
 この歳でまだウルトラマンかよ!と笑われそうだが、子供と一緒に観ていてひずりこまれてしまう程のものなのだ。
 ティガは前にも書いたかもしれないが、なかなかレベルの高い作品である。脚本が良くできている。大人の鑑賞にも充分耐えうるぐらいに作ってある。ドラマ部分に厚みがあるのでラストのティガと怪獣の戦いも生きてくるのだ。変身するダイゴとティガのイメージがあわないということを当初思ったが、それは最初の話を観て納得した。ダイゴはティガに変身するのではなく、ダイゴがティガの巨人を蘇らせるキーになっているのだ。だから必ずしもダイゴそのもののイメージが投影されなくてもいいのだ。
 どちらかというとセブン路線ではなく、怪獣を基本としたウルトラマン路線で作ってきたということらしいが、なかなか(^_^)。セブンの質の高いドラマ性を充分に含んでいる。それに特撮が美しい。CGもおしみなく使うが操演も駆使してライブ感を出している。CGばかりでもあきちゃうからなぁ。
 何せ、宇宙人が円谷英二監督に会うために1960年代の円谷プロに行くのをダイゴ隊員が追いかけて行くという話なのだ。宇宙刑事シャイダー円谷浩が英二の息子の円谷一を演じるなどファンなら涙ちょちょぎれるキャスティングだった。円谷英二を演じたのは滝田裕介(『大都会』シリーズで課長の一人をやっていた人)今は亡き名脚本家の金城を沖田浩之。金城がウルトラマンを作る産みの苦しみの時期にちょうどその宇宙人がたどり着く。その宇宙人はウルトラマンが苦労して倒して湖に封印した怪獣を探していたのだ。円谷英二監督はある夜、森を散歩して、なんとウルトラマンと遭遇する。ちょうど怪獣を倒したところだった。ウルトラマンは英二に友情の証として[ウルトラの星]という赤い結晶石をくれる。
 冒頭のシーンでは今の円谷プロではなく未来の円谷プロも登場。ティガの世界はちょっと未来という設定だからね。
 そして何よりうれしかったのは、初代ウルトラマンがティガと一緒に戦うことだ。ティガのエネルギーを吸い取りピンチになるティガをみつけた円谷英二のオーラがウルトラマンの姿となってティガを助けるのだ。
 そしてエンディングは、初代ウルトラマンの名場面で歌とクレジットがが流れていく…。
 次回はいよいよ、GUTSの女性隊員が、
「あたし、ダイゴがティガだって知ってる…」
 とかいうシーンが予告編に出ていた。セブンを越える最終回へのラストスパートだろうか!