うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

なつかしい名前

▼『うずまき中華』の作業を一休みして、メールの返事をまとめて書く。毎月たくさんのメールをもらう。反応があるのが一番うれしい。これが明日への活力となるのだ。PATIO『うずまき編集室』でも、ボクが他に行っているPATIOでも〔ネタばれ注意〕や本の巻末の解説に先の〔あらすじ〕が書いてあるということが話題になっている。知りたくない人はそういうものに近づかなければいいのだ。自己判断自己責任の部分を他人に転嫁するのは最近の傾向だが、単純に考えて作品の話をしていて作品の内容にふれないなどというのはナンセンスきわまりないとボクも思う。

▼きしじゅんさんが作っている、冊子「『もの半日記』(20)なんちゅうか台湾」が送られてきた。
 付録の『伊丹映像研究会会報』もすごかった。何がって、倉田保昭来阪時のスポニチの記事に載ったきしじゅんさんの写真が掲載されているからだ。しかし、倉田師傅、なんか里見浩太郎(字ちがうかも)みたいに写ってる。伊丹というと八ミリ映画『手づくりのスターウォーズ』で有名。八ミリストのボクとしては、またなんだかうずきだしたぞ!(ヘンナトコ、ウズキダシタンジャナキャ、イイケド)
 この号の六ページの連載『新作への道』の中に出てくる〔造形の三枝徹〕氏とは、ボクの友人の高校の先輩で、昔よく遊んだ。今でも年賀状のやりとりだけはある。バンダイ京本政樹のパッケージで出ているウルトラマンのフィギアのシリーズの造形をした人でもある。この人に借りたLPを借りパチしたままだ。この人が高校生の時に作った伝説のアニメ『帰ってきたウルトラマン』(二〇分の本格セルアニメ)のフィルムがなぜかわが家にある。実は製作してから数年後に一部新作シーンを入れて音を入れ直したんですが、成り行きからその際ボクが総監督を務めた。新作カットの原画と彩色、隊長の声のアテレコと、音響監督も兼務したのだった。…とまあそんなこんなの知り合いなのであります。
 ボクも映画を作るときは造形をしてもらう約束になっている。けどもう忘れてるかもな。
 情報コーナーにある「シネマ再開発作戦」にも昔は足繁く通った。なつかしいなぁ。なんせうちには8ミリカメラ五台あるからね。映写機も二台、ビュアー一台。しかし、〔未完の監督〕で完成した作品がないのだ。お蔵入が三本眠っている。これ早く編集せねばな。このままではただの8ミリカメラコレクターになってしまう。