▼今日は、昼前から川原でデイキャンプするために出掛ける。いい天気だ。
まず、出発してから肉を買いにいく。場所は木津川の上津屋〔流れ橋〕に行くことにした。我が家ではお馴染みの場所。以前から何度も書いているがここは時代劇のロケ現場として有名なところで、かの倉田保昭先生も『必殺仕事人』でゲスト出演したときこの辺りを馬で疾走していた。
しかし、現場に行って驚いた。また台風のせいか橋が流されていた。木製の幅5メートル、長さ約800メートルの橋が勇者に八つ裂きにされ退治された大蛇の死骸のように途中で三ヵ所ほど千切れてのたうって息絶えていた。
その一部川原に横たわった橋の残骸の上にテントを張る。まず、へなちょこコンロでサツマイモご飯を炊き、イワタニプリムスのコンロでお湯を沸かす。家庭用のカセットコンロで焼き肉をする。ところが、さっきまでいい天気だったのにこの時点に来てだんだん雲行きが怪しくなってきた。強風が吹き、すぐにでも雨が降りだしそうだ。うずらヒヨコと子供たちはテントの中に避難。ボクがテントの入口に座って外に半分身体を出してその前で焼き肉をした。
「家庭用のカセットコンロで充分!」
と言っていたが、今回ばかりはボクの判断が正しかったようだ。家庭用のコンロでは熱が逃げるので、全く焼き肉が焼けなかった。風が強く、テントからみんな出てしまうと簡単にテントが飛んでいく程だったのだ。家庭用をあきらめプリムスに換える。ぉお! やはりこっちは問題なく焼けるではないか。子供たちは少し食べるともう食べるよりも遊びたいらしく、テントを出て走り回った。そして下の娘・カラザは遊びに夢中になってお漏らしをしてしまう。
食後一時間半ほどこのダンロップの登山二人用テントに家族四人
が寝袋にくるまりながら昼寝をした。