うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

大観覧車の夜

▼ 本日はヒヨコの父が急性難聴で入院したため見舞に某国立病院へ。病状はまあ生命にかかわるものではないらしい。
 病室へ向かう廊下を歩いて行くと、父がトコトコ歩いてきて、手を上げた。顔色もよく眼に勢いがあるので安心した。1時間ほど滞在し話をして、実家に帰る。途中で暗雲が垂れ込めてきて大粒の雨が降りだす。雷が落ちる瞬間も目撃する。
 実家辺りは晴れていたがしばらくすると夕立が追い付いてきた。上の娘・タマゴが、
「おばあちゃんとこに泊まりたい」
 と言うので置いていくことにして、下の娘・カラザを連れてボク、ヒヨコと3人で早めに引き上げる。途中天保山に寄って遊んだりしながら帰ろうということになったのだ。
 途中で道を間違えてしまい、海底トンネルを往復するなど無駄なお金を使ってしまったがなんとか天保山にたどり着いた。なかなか目印の大観覧車に近づけないのでかなり焦ってしまった。
 噴水に色の照明が当たって奇麗だ。そして別の噴水には火が出る仕掛けもある。噴火とでも呼ぶのか? しかし夏は暑くてあまり見たくないな(^_^;)。
 マーケットプレイスはもうほとんどが閉まっており、中央のバーだけしかやっていない。とにかくそこで、タコスやアメリカンドッグとナッツ類を購入海の見える席に家族3人横並び『家族ゲーム』状態で座り、ひとときの安らぎ。しかし、子供が一人いないだけでこうも気分が安らぐものか。子供自身もどちらか一人のときはとても聞き分けがよくなるのが不思議だ。
 海側のテラスに出ると帆船型観光船サンタマリア号が停泊していた。超スローシャッターで何枚か撮ってみる。
 しばらく見ている救急車が到着し、やがて乗客の一人の老婦人が左目に包帯を巻いて担ぎ出されてきた。サンタマリア号の前に救急車。そしてその前をどこから沸いて出てきたのか7、8人の浴衣おねえちゃんたちの一群が通りすぎていく。この奇妙な組み合わせにシャッターを切る。
 このあと、世界最大の巨大観覧車に乗る。3歳以上一人700円である。高いような気もしたがせっかくだから乗ることに。もう終わりかけでほとんど待ちもなし。美しい夜景を楽しむ。降りしばらくすると夜の10時を回った。最後の観覧車のネオンの花火が終わり一斉にライトアップが消えた。そして我々もそれを合図に帰途についたのだった。