うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

キャンプ二日目

▼七時ごろ起床。洗顔後、朝食。タマゴが起きなかったが寝かせておく。朝食の途中でタマゴも起きてくる。
 さて撤収だ。しかしボクはこのとき人生で何度目かの窮地に立たされていたのだ。昨日冷たいものを飲み過ぎたらしく、おなかが緩くなっているので、トイレに何度か走りながらテントを片づけなければならなかった。その上、大きな蜂が何度も周囲を飛びながら接近してくる。この二大恐怖に完全に立ち向かうちょっぴり頼もしくてちょっぴりオシャマなボクであった(←あほか)。本来なら子供たちにも撤収を手伝わせるべきところであるが、蜂の襲撃を警戒し、とにかく別のところに避難させておくことにした。
 テントをなんとか無事に片づけ、荷物をケロケロ号の屋根にくくりつけて野営地を後にした。
 まず、昨日から、
「みずくさみずくさみずくさみずくさみずくさ…」
 と呪いの呪文のように唱えるヒヨコのために水のきれいそうな入り江に。ここでペットボトルで水草採取に燃えるヒヨコ。
 ボクはとりあえずただぼんやりと湖面を眺めたりして過ごす。子供たちもだんだん飽きてきたらしく、がさがさし出す。しかしヒヨコは一向にお構いなしで水草採りに没頭していた。1時間以上そこで過ごしてやっと出発した。
 涼しいうちにできるだけ進んで早く帰りたい。ボクはとても眠いのであった。眠気も最高潮に達したのでどこかで休憩をすることになった。せっかくだし泳げるところがいい。子供を泳がせておいてボクは仮眠をするのだ。舞網ビーチ近くで泳げそうなところがあったのでそこにする。
 ジェットスキーのグループも来ていて他にも何組か泳ぎの家族がいた。ボクは最初泳がずに眠る予定だったが、子供にせがまれて一緒に泳ぐ。ま、これはこれで楽しいからいいか。結局ここで昼食も済ませ、三時間ぐらい遊ぶ。波が荒くなってきた昼下がり、ここを後にした。
 後は山周りで帰ろうということになったが琵琶湖大橋で渋滞に巻き込まれた。それ以外はまあまあの流れで京都大原を抜けて帰ってきた。まだ明るいうちに家に到着しほっとした。とりあえず、フィルムを駅前の馴染みのお店に同時プリントを頼み、家に帰って一休み。スピード仕上げなのであとで取りに行く。