▼これだけ本を買ったが帰りの電車では別の本を読んでいた。昨日買った『セブン セブン セブン／アンヌ再び…』ひし美ゆり子著（小学館文庫／五三三円＋税）。言わずとしれたテレビ特撮『ウルトラセブン』のヒロイン〔友里アンヌ〕隊員を演じた、ひし美ゆり子さんが書いたエッセイである。セブンに出演し女優として一生を“アンヌ”を背負ってしまった彼女だが、そんなことは根っからの明るい性格で肥やしにこそなれど障害にはならなかった。ボクにとってアンヌはやっぱし最高のヒロインである。アンヌに恋をして、ダンのような人になりたいと思っていたのだ。基本的には今でも変わっていない。セブン撮影当時のエピソードを中心にいろいろな話が満載だ。写真も豊富でうれしい。
帰りは新幹線は遅れることもなく無事到着。ただし、普通の東海道本線は信号故障で止まっていたようだけど。これもう昼に到着したときすでにそうなってて他の私鉄に振り替え輸送していた。帰り大丈夫かどうか少し不安になった。
乗り換えて最後に京阪電車に乗っている時にヒヨコから電話が入る。
「スポーツ新聞全部買うて来て！ 劉徳華（アンディ・ラウ）が載ってるねん」
反町隆史の香港コンサートのゲストに劉徳華が出たらしいのだ。
枚方公園駅で降り、コンビニでめぼしいスポーツ紙四紙ぐらいを引つかんで帰る。写真入りで載っていたのは一紙だけだった。あとは〔巨乳アイドル解雇〕、〔ユリ・ゲラーの挙式にマイケル・ジャクソン遅刻〕などで笑う。
