▼今日も東京日帰り出張。今日は車中でずっと一冊の本を読む。『ウルトラマンを創った男 金城哲夫の生涯』山田輝子著/朝日文庫。これもずいぶん前に買っていてまだ読んでいなかった。ボクの最近のマイブームの総仕上げ的である。
沖縄出身の円谷プロのシナリオライター。特にボクはウルトラマンよりウルトラセブンの「ノンマルトの使者」の作者としてとても興味があったのだ。
この人の生涯は太く短かった。亡くなったのは今のボクと同じ三七歳であった。しかし、この人はボクよりずっと大人に見えた。ボクも少なからずこの人が抱いていた悩みと同じものを最近感じているので、とてもわかる部分が多かった。読書速度が極端に遅いボクでも一気に読んでしまった。ウルトラシリーズのというよりも一人の男としてのこの人の人生がとても興味深かった。
しかし、最近ウルトラづいているなぁ。三月はウルトラ月間と名付けよう。