うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

新居初日#1

▼今日は休みたいところだが二日休んだのでそうもいかず、出勤する。東寝屋川からプー子さんが応援に来てくれて、旧宅の片づけを手伝ってくれたそうだ。
 仕事の帰りにローソンで食材を仕入れる。引っ越しのため冷蔵庫を空にしたのでほとんど中身がないからである。今日の昼間は引っ越しゴミの立ち会いから旧宅の片づけなどでヒヨコは買い物に出る余裕がなかったのだ。
 先週ぐらいから販売を停止していた、百円ジュースの販売機。せっかく近くに越してきたのにと思っていたら、本日復活していた。よかったよかった。
 僕は今日仕事だったが、子供たちは当然学校である。ところが今朝までに子供の教科書類が見つけられなかった。だから今日は連絡帳に事情を書いて先生に連絡し猶予してもらったが明日はそうはいかない。なんとしても今日中にこの段ボールの山の中から見つけださねばならない。僕の素晴らしい勘がはたらき、ドンピシャリと見つけだすことができた。
 旧宅にテレビのアンテナ線と電話のコードを外しに行く。
 表札代わりのネームプレート用の文字は今日会社でプリントアウトしてきた。これを差し込む。力強くかっこいい書体PSナウのウルトラボールドにする。これはちょうど明朝体とゴシック体を融合させたような洒落た書体なのだ。
 夜、テレビを観る。ゴールデンタイムにテレビを観るなんてことは滅多になかったことだ。今までは僕の机があった部屋にテレビがあった。結局はLDKで過ごすことが多く、夜の雑事もあってテレビはほとんど観ることができなかった。今度はLDKにテレビを置くことにしたのでそれが可能だ。
 旧宅からアンテナ線を引きちぎってきてなんとかテレビを観られるようにした。
 で点けたところが、NHKのドキュメンタリーで、東映専属俳優の福本清三さんを追うものだった。この人五八歳。斬られ役専門のベテラン。鋭い眼光、そして斬れらるアクションがかっこよくて5回に4回は斬られ際にかならず顔を見えるように倒れるのが特長。我が家では“先生”と呼ばれている。だって悪徳商人が
「先生、お願いします」
 というと出てくる用心棒の先生をよくやるからだ。