▼仕事もそれなりに忙しいが、この時期に僕は会社のMacintoshを入れ替えている。今年の初めから貝型iBookを使っていた。デザイン的には大好きだし性能的には申し分ないのだが、１点だけ困ったことがある。画面の大きさである。ホームページ制作が主で、しかも自分でも直接制作の作業も若干ながらある。となると八〇〇×六〇〇ドットの画面ではやはり辛いのだ。Web制作ソフトのパレット類を画面に並べることができないし、画面も最近は標準的にターゲットにするのが八〇〇×六〇〇ドットだから一回り大きくないとデザインができない。
同時期に会社に導入されたPowerBookG3がちょうど１台浮いていたのでそれと交換してもらうことにした。なので、OSのインストールからネットワークの設定、アプリケーションのインストールなど使えるようにするためにしなければいけないことはたくさんあるのだ。
とはいえMacintoshはそう難しくはない。Windowsのように会社のLANにつなぐために一日仕事になるというようなことはなく、繋がるだけなら５分もかからなかった。ただその前にOSをクリーンインストールするのと、後で仕事に使うソフトを入れる、仕事のデータを移動させるのは結構かかった。おまけにiBookの方も他人に渡すわけだからOSをクリーンインストールせねばならない。
ある程度は使いながらフォローすることにして見切ってややこしいデータは消去してしまう。
夕方、外注先のデザイン事務所へ。ここと一緒にやっている社内のインタビュー&論文雑誌の仕事は内容的にもデザイン的にもレベルの高い仕事なのでとてもやりがいがある。行く移動の途中、今度は僕個人のマシンiBook(Dual USB)でExcelで集計表を作り、連絡用のe-mailを送信する。
仕事の帰りに自宅最寄り駅前の本屋へ。『ライカ通信別冊／ミリタリーライカ』一八〇〇円を購入。かっこいい軍用ライカのムックだ。こういうライカは高いので買おうとは思わないが、見るのはすきだ。軍用というのが実用一点張りで作られているというところがいいのだ。けど実は皮肉なことに稀少品なので値段は高く、実用品として使われることはまれで、富裕のコレクターの防湿庫に眠るだけの存在になることが多いのだよなぁ。
