うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

花火と綿菓子#2

▼京橋からの京阪はだだ混みだった。みんな花火に行くのだ。どの駅でもどんどん乗ってくるので香里園で降りて鈍行に乗り換え。混み具合はまだましだったが、同じところに乗り合わせたうずくまった男(?)が体中から汗と垢と小便の混ざった悪臭を発散しているのには参った。
 枚方公園駅前はたくさんの人でごった返していた。僕は全員の荷物を一人で引き受け、自宅へ。子供とヒヨコは河原に花火見物に行く。帰り道も違法駐車と見物人で歩きにくい。我が家のマンションも北側の階段など鈴なりの見物人だ。我が家のベランダからは一部しか見えないので見物はあきらめ、出がけに冷蔵庫に冷やしておいたカフェオレを出してきて飲む。キュッっと冷えていてうまい。これは氷で冷やしたものとは全く違う味わいだ。
 米を仕掛ける。何かあるもので夕食を食べてしまおう。ヒヨコと子供は夜店で食べてくるはずである。結局昼ご飯の残りと、目玉焼き、鮭などで食べてしまう。
 花火大会が終わったらすごい勢いで雨が降ってきた。ヒヨコと子供たちは、雨は無数に出ている夜店の一軒のテントで宿らせてもらい難を逃れた。その後会場ではゴミ回収が連絡され、その場の観客にも即席ボランティアでのゴミ集めが呼びかけられたという。あちこちに既に多数のゴミ箱を設置していたとことが功を奏してそんなにゴミは散らかっておらず、また即席ボランティアの呼びかけに応じた人も多かったことからすぐにゴミは会場のポイントポイントに集められたという。すばらしい。
 下の娘カラザは、綿菓子をどうしても食べたいというが会場の夜店は五〇〇円もする。そこでヒヨコは思いついた。帰りに〔ひらかたパーク〕に寄ればいいのだ。ひらパーは花火大会にあわせて夜九時以降の入園を無料としている。ひらバーの中にはゲームコーナーに百円の綿菓子マシーンがあるはずだ。1/5だったらやっぱり考えてしまう。そこでようやく人が引き始めた道をひらパーに向かった。僕もこれに合流した。