うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

日記好き

藤沢周平の『蝉しぐれ』を読み始める。と言っても僕の読書は常に何冊かの本を平行して読んでいくのだ。現在は三冊で途中で待機しているのが別に数冊ある。で、この本、とても読みやすく情景描写がとてもいいと思う。さりげない導入部からある事件までの描き込み方がさりげないが丁寧だ。
 僕がよく見に行ってまた書いたりしている掲示板に今日マナーの悪い人が登場した。明らかに悪意のある書き込みだった。そして一般的な常識も欠如している人だった。まともに相手にしてはだめだ。話しても理解できる能力のない相手に費やす時間は無駄である。
 今日は職場の送別会があった。会費六千円。一月から三月にかけて、退職する人が十五名いる。その人たちの送別会。盛大に行われた。立食パーティだったので腹一杯食べても六千円の値打ちはなかっただろう。
 電車を降りてM書店で神谷美恵子神谷美恵子日記』角川文庫今月の新刊を購入。この人は精神科医で、すでに一九七九年に亡くなっているらしい。この本はタイトル通り日記だ。僕は前にも何度か書いたかもしれないが日記好きである。もちろん人の日記を盗み読みするような趣味はないが、一応発表を前提に書かれたものなら安心して読める。精神科医という職業にも興味があるし、今頃なぜ文庫化されたのかという興味もあったのだ。
 送別会で全身たばこの臭いにまみれてしまったので、帰宅後即座に入浴した。寝しなに森博嗣『すべてがEになる』を少し読む。この人は某国立大の工学部助教授にしてミステリー作家だというが、僕はこの人のミステリーは読んだことはない。この『すべてがEになる』は森さんのホームページに毎日更新されている日記をまとめたものなのだ。僕は日記好きだし、工学部の先生とミステリー作家という二足の草鞋を履いている人に興味があったので読んでいるのだ。ちょっとオタク系の人かもしれないが、MacユーザでPowerBook2400c/180を使っているなど僕と共通点もあり読んでいて楽しい。