▼夜明けに手に汗握るアクション夢を観る。ほんとに目覚めると文字通り手に汗握っていた。僕が女の子を助けるために成龍ジャッキーばりのアクションを見せるのだ。でもかっこいいとかスリリングでおもしろいという余裕はなく、人を助けるために必死なので疲れた。
今日は朝から雨がぱらつく。そして気温も低い。今日は子供たちは、子供会の六年生お別れ会である。これには何か出し物をしないといけないが、タマゴは友達とペアで○×クイズ。そしてカラザは友達とグループで合唱をするらしい。
僕とヒヨコは久しぶりに子供がいないので朝から映画を観る。『[イ火]頭福星 Shogun and Little Kitchin』。元彪ユン・ピョウ主演の料理アクションコメディだ。後で聞いた話だが一九九二年の作品だというから周星馳チャウ・シンチーの『食神』よりも先にできていたことになる。呉孟達ン・マンダ、黎明レオン・ライ、王羽“片腕ドラゴン”ジミー・ウーなどが出ている。元彪がとにかくがんばるがんばる。ギャラ以上の働きをみせるのだ。この映画はなんといってもテンポがいい。ダレそうになる前にポンポンポンと展開していくので観ていて飽きないのだ。
子供たちが帰ってきたので、支度をして十五時頃出かける。今日は映画館に『無問題２』を観に行くのだ。ヒヨコは茨木のワーナーマイカルで観たいという。枚方市駅まで歩いていく。ここからバスで茨木だが、目の前で三〇分に一本しかないバスが出てしまう。攪錯[ロY]！。約三〇分、［キディランド］で時間をつぶす。五分前に外のドラえもんの人形前に集合という約束での自由行動だったが、ヒヨコとカラザチームが来ない。バスも来てしまったが来ないので焦る。こんな時に限ってピッチの電波状態が悪く電話がつながらないのだった。
とにかくなんとか駆け込みでバスに乗れた。乗客はまばらで、うまく座ることができた。ＪＲ茨木に到着してマイカルに駆けつける。『無問題２』のポスターはなく小さなチラシと上映予定表をやっと見つけた。なんと！ 『無問題２』の上映は土日でも午前に一回のみだった。ガ〜ン。
