うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

雷こわい

▼今日も肉体疲労が激しい。頭痛とアレルギー性鼻炎。薬を飲む。
 廣東語に行く。Wさんはお休み。今日も楽しい授業だ。先生は今年の夏七年ぶりぐらいで香港に里帰りするということでとても喜んでいる。今回の帰省には旦那さんも乗り気で旅行ガイドとかを買ってきて熱心に研究中だとか。先生と旦那さんは一週間ぐらいで日本に帰ってくるが、娘さんはほぼ一カ月そのまま香港に滞在させると。いいなぁ。僕も香港に一カ月ぐらい住んでみたいなぁ。
 終わってから図書館に寄る。林忠彦の文庫版『カストリの時代』朝日文庫を借りる。
 帰宅して昼御飯も食べずに泥のように眠る。夜の八時まで。何度かトイレに起きてそのうち一度だけ腹が減って、ワッフルを一個つまんだ。
 目覚めるとカラザが僕の横で眠っていた。ヒヨコとタマゴは家にいなかった。買い物に出かけたらしい。
 晩御飯は焼き肉。今日の肉は特上でとてもうまかった。
 夜、どうも窓の外がピカピカするので、最初誰かが写真でも撮っているのかと思っていたがあまりにも回数が多いので注意していると、雲が光っているのだ。やがて稲光が見えるようになってきた。しばらくすると音も遅れてやってくるようになった。ベランダから見ると、大阪市内方向と伊丹や神戸方向に稲妻が走っている。どんどん光る間隔が狭くなってくる。ふと、これを写真に撮ってみようと思った。そのときなぜかつかんだカメラはハーフのPEN Sであった。
 安物のビデオ用三脚とストッパー付きのレリーズケーブルを持ってベランダへ。三脚にPEN Sを取り付け、フレームは横位置でセット。シャッターボタンにレリーズケーブルを付けた。ピカッと光った瞬間にシャッターを切るということなど僕の反射神経ではむりだ。当てずっぽうで押しても失敗が多いだろう。そこでなんとく浮かんできた考えはシャッター速度をB(バルブ)で使うことである。つまりシャッターを開けっ放しにするのだ。だいたい夜であたりが暗いのだから多分大丈夫だろう。フィルムはISO400、絞りは5.6。ピカッと光るまでBで、光ったらシャッターを閉じ、フィルムを巻き上げるということを繰り返す。一度撤収しかけたがまたどんどんピカるのでもう一度セット。絞りも開放にしてみる。さあ、どんな風に写っているだろう。