うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

梅田夕方散歩

▼昨日で『トンデモ一行知識の世界』を読み終えたので今日から通勤読書は、中島らも著『さかだち日記』講談社文庫である。らもさんの本は初めて読む。前に上海などの写真とらもさんの小説が合体した本を図書館で借りたが文章は全く読まずに写真だけを眺めていた。だから初めてなのだ。日記ものだから読めたのかもしれない。
 雷写真、けっこう好評だ。うれしい。いつもの平凡な散歩写真よりは、そりゃインパクトはあるわな(笑)。たくさんコメントをもらえた。中でも、僕の職場近くに住んでいるPIGUさんも同じころ、雷を撮るためカメラをもって飛び出して撮っていたと。そして撮りながら、きっと僕のことをふと思い出して撮っているだろう、と思っていたと。PIGUさんは写真の一枚を僕の写真貼付掲示板に投稿してくれた。モノクロで撮られてとても綺麗で幻想的な作品だった。直接稲光がないところがかっこいい。僕のはストレート過ぎるな。
 仕事が終わってから少し梅田を歩いてみる。いくつのカメラ屋をチェックするがめぼしい物はない。地下のあるカメラやでPEN Sがあったので見せてもらった。一台は一九〇〇〇円、もう一台は一七〇〇〇円。外観は一九〇〇〇円の方がもちろん良かったが、シャッターが粘っていた。動くことは動くが低速のシャッター音が悪く、また高速も速度が出ていない。ファインダはクリアだった。一七〇〇〇円の方はシャッターはいい音がして速度もそこそこ出ているようだった。しかし、レンズは前玉に傷、黴もあるようだ。また、底のリベットの一つが外れており穴が開いている。つまり確実に光線漏れがする。試しにいくらになるか?と聞いてみたが引かないという。こんな実用品にもならないものを一七〇〇〇円で売るという店の態度はどういうものか。これならネットオークションの方がましかもしれない。一九〇〇〇円を付けている方もシャッターがダメなので、そのままでは使えまい。それを堂々と売っている店。この店はその程度なのだなとよくわかった。
 大阪駅前ビルに以前、カメラのナニワがあったがヨドバシができたことで最近撤退したようだ。その後にレモン社が入っていた。今日は特にめぼしい物はなかったが、アバンティよりは行きやすい場所なのでうれしい。しかし、今日はかなり歩き回ったが全く収穫なし。使ったお金も電車賃だけ。缶コーヒーの一本も飲まなかった。よく考えると写真も一枚も撮っていない。