うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

PEN S三兄弟

▼今日は仕事で数秒のFlashムービーを作らねばならなくなった。僕はFlashをまだよく使えないのでデータの作成は外注さんにお願いすることにし、絵コンテを描いた。僕は絵コンテを切るのはけっこう好きである。こういう仕事は楽しいからずっとやっていたいが他にもやることはあり、適当なところで切り上げた。
 帰宅し、晩御飯もヒヨコの指導の元、僕がお好み焼きに挑戦する。キャベツを刻んで、タマゴを小4個。ボールに入れ、和風だしの顆粒を3/4袋。小麦粉1.5カップ、水1.5カップを混ぜ合わせる。ここに僕が内緒で伊丹十三の隠し味を少々加え、ゆっくりと混ぜる。豚肉を敷いて焼いてからネタを流し込み4枚焼いた。フライパンで焼くのでひっくり返すのが難しい。最初の1枚は失敗した。でもまあなんとか食べられた。
 今日、Oさんに修理してもらったPEN Sが届いた。そこで、夜、また分解バラバラをする。何でせっかく直してもらったのに分解するのかというと、今トップカバーと裏蓋を入れ替えているのを元に戻すためである。机の上に、ステンレスのトレーを三つ並べて、二台のPEN Sを置き、おまけに部品モギり用のPEN Sも一台置く。端から順番にバラしていく。僕が黒塗りした、なんちゃってPEN S Blackのトップカバーと裏蓋に元のボディを組み上げる。これが今回Oさんに修理してもらったシャッターが載っているボディだ。巻き上げノブ下部のプラスチックの指当てがなかったので、これはモギり用から取る。
 次にPEN S シルバーを元の組合せで組み上げる。このPEN Sの外観は傷が多く、グッタペルカも傷が入っているので見た目は悪いが、ファインダーブロックはとてもクリアで、素晴らしい見え方だ。
 元通りの組合せで完動となったPEN S Blackだが、ファインダーのブライトフレーム(視野枠)が少しずれているのがやはり気になる。先日応急修理はしたが、やはり気になるので、また再度分解、モギり用のファインダーと差し替えた。これのブライトフレームは多少見え方が弱々しいものの、ファインダー自体はきれい。
 というわけで、最初に持っている一番調子のいいPEN S、そして今回の“なんちゃって”PEN S Blackと“傷だらけの”PEN Sの三台がそろった。僕はPENの中でもこのPEN Sが一番好きだ。ライカの次に信頼しているカメラである。それが三台常に使える状態になっているというのはうれしいことだなぁ。