うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

寒い時代#1

▼さて、今日は僕の職場の名前が消える日である。六年八カ月、この職場で仕事をしてきた。名前がなくなってしまうのは少し寂しい。仕事自体は変わらないが、僕の職場は子会社に合併され、僕らは全員子会社に出向となる。また六十歳定年制だったが、五五歳定年に切り下げられ、そのまま仕事を続けたい人は一旦定年退職し、子会社に転籍。給料が半分になり、子会社の社員として働くことになる。会社の経営が傾いている以上、リストラされないだけまだましだ。本当のところ、会社がつぶれてしまっては元も子もない。
 今日は一日お尻の決まっている仕事に追われ、落ち着かなかった。少々くたびれたが、とにかくけじめとして、今までお世話になったクライアントにe-mailで挨拶の手紙を送る。一斉同報にせず、一人ひとり宛に宛名を書いて、内容も少しずつ変えて送る。今まで仕事をしてきて、僕も失敗をいろいろし、クライアントからひどく叱られたこともあった。そんな関係ですごく苦手なクライアントもいるわけだが、そういう人にもきちんと書く。するとそういう人に限ってすぐ丁寧な返事がきた。なんだかとてもうれしくなった。
 くたくたになったところ、同僚のクニちゃんがタイミングよく帰るということで、クルマに乗せてもらえた。乗せてもらえると、鴻池新田から京阪守口市駅までワープすることになる。京橋を回らないのでかなりの時間短縮になるのだ。いつものように政治、経済、スポーツから音楽、アニメ、特撮まで硬軟様々に話題豊富なクニちゃんの話を聞きながら楽しく守口市駅に到着。