うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

枚方の大屋敷と子供を叱るということ#2

▼夕食前に、子供たちがつまらないことでけんかを始めた。もう毎日同じことで意地の張り合いをし、けんかだ。僕ももう嫌になった。だが感情的にはならずに極めて冷静に叱った。そして最後に子供たちに自分がどうしなければならないかを考えさせ、それを紙に書いて自分の机の前に貼っておくように命じた。上のタマゴはわりと素早く書いてすぐにご飯を食べ風呂にも入ったが、下のカラザは食事が終わるまでに三時間ぐらいかかった。それでも手助けはしないでおいた。親って辛いね。
 これだけやっても一日も持たないのだよなぁ。この姉妹の関係をうまく取り持つというのは僕やヒヨコには難しい。僕もヒヨコも一人っ子なので、自分にその経験がないからだ。毎日兄弟げんかはなかったが、孤独でもあった。
 相手をするのは大人だからいつも勝ち目はない。だが大人の間で情報収集するから、けっこう早く大人の話がわかるようにはなっていたな。
 だから普段喋る言葉も、子供の手本がないので、自然に大人の言葉になるから、近所では「しっかりした子」というように見られていた。でも自分では自分の気弱なところとかもわかっているから、そのギャップでちょっとしんどかったというのも今思い出した。