うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

ゆで卵を忘れた日#1

▼今日は、僕の昼食であるゆで卵をもって出るのを忘れてしまった。電車に乗る前にコンビニに寄ってゆで卵を購入一個六〇円。う〜む、買うと高いな。
 今日は久しぶりに昼からの会議で、同僚のN君のために要約筆記をPowerBookG3(Pismo)/500でする。とにかく耳に入った言葉をどんどんと打鍵していくだけだが、しゃべり言葉は時として日本語になっていないことがあるので、それは適当に直さねばならないし、全部は文字化できないので、ある程度まとめてはしょらなければいけないし、結構大変である。これでも飛び交う言葉の半分ぐらいしか文字にはできなかったろう。でもまあ無いよりはましだと思う。
 終わって人事課長から「ご苦労さんでした」と声を掛けられた。一応、人事の配慮でN君のためにボランティアが要請されたという形になっているからだ。けど、正直なところ、僕はこの要約筆記を打鍵するという作業は結構楽しんでいるのだ。時間に追われ、焦る作業ではあるが、しゃべり言葉、特にちょっとしたギャグなどを挟んだ話をうまく文字にでき、またそれで読んでいるN君が笑っていたりすると僕はとても楽しくなる。だからボランティアだという意識はあまりなくて、楽しみとしてやっていると思っているのだ。
 ただ、僕は純粋に要約筆記に専念できればいいが、大概の場合、僕自身も会議の出席者としてその場にいることが多い。となると時として僕の発言を求められることがある。だがようやく筆記をしていると、さっきも書いたけど、耳で受け取った言葉を処理して、どんどん文字にしてアウトプットしていく作業だから、情報として脳味噌に蓄積してはいない。その状態では頭の中は真っ白なわけで、そこで自分の意見を思考するというのは不可能なのだ。
 また、逆に自分が何か言っている時は打鍵はできないから、文字化がストップすることになる。とまあ、そんなこんなで、ちょっと腕が疲れたかな。