うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

最期の7日間と渡し船#1

▼昨日購入した『ツインピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』のDVDを、朝早く起きて一人で観る。が、子どもが起きてきたので中断。前に観たときには、だらだらした映画だという印象があったが、今回はぐいぐいと引き込まれて全然だれない。吹替で観ているが、WOWOW版と同じ声優さんなのはクーパーとレオだけだと思う。丸太おばさんの声優さんはたぶんテレサの働いてたダイナーの女主人の声をやってて、肝心の丸太おばさんの声は他の人がやっている。う〜む。
 赤いカーテンの部屋の逆さ回し声、ここは吹替でも英語になっていた。これもちょっとなぁ。僕は吹替で英語として日本語をしゃべっている(ここちょっと変な表現ですが)のにそこに英語が出てくると違和感を覚えてしまうわけ。まあ、こっちの世界ではないので、いいという解釈できなくはない。これと同じ違和感は『ラストエンペラー』の時。全部セリフが英語なのに、英語教師が出てくる。何を教えてるの???となってしまった。
 子どもは例の土曜の学校のやつに行くというので、あり合わせで手早く弁当を作ってやる。そののこりのおかずと昨日の残り物などで僕も朝食を済ませる。
 夜になって続きを観た。ラストの赤いカーテンの部屋のシーンは、劇場版用に撮影したものかな? なんかテレビシリーズの未使用シーンか?と思った。その理由は、クーパーのヘアスタイル。FBIの局でデイビッド・ボーイ捜査官(笑)が現れたときのクーパーは分け目があったが、赤いカーテンの部屋ではオールバックでしかも髪の毛の量が多かった。これはテレビシリーズ後半のクーパーだと思う。ちがうかなぁ。
 あと、WOWOW版ではカナダ国境を越えたところの秘密のクラブを[片目のジャック]と言っていたのを、映画の吹替版では英語のママの[one eye's Jack]をカタカナ読みしていただけ。これはテレビ版のビデオの字幕ではどう訳されていたのかな。観たことはあるけど思い出せない。
 しかし、映画は公開当時けちょんけちょんに批判されたし、僕もイマイチと思っていたが、今回観てわりと納得して興味深く観た。これは10年の歳月で、自分自身が変化したということなのか(笑)。
 うわさでは、撮影されたが大量にカットされたシーンの未使用フィルムがDVDに入るということだったが、なかったのはとても残念。テレビでのレギュラーがたくさん出ていたらしいのだが…。