うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

すべてがFになる#1

▼目覚めは良かった。六時起き。よほど睡眠の波のいいところで目覚めたのだろう。四時間にちょっと足りないぐらいだが、スパッと起きられた。
 今朝の天気予報によると、今日は二七度になるという。まだ夏は終わらないのか? このところもう枯れるかと思われた朝顔が復活の兆し。今日も一輪咲いた。
 通勤読書は『すべてがFになる』いよいよラストに突入。「7が孤独」というのを同僚にクイズとして出してみる。問題文はやや呪文めいた「7が孤独。7が孤独でないときBとDが孤独」とした。大学で数学を専攻していたというプログラマーのYさんもヒントを出すまでは閃かなかった様子。Nくんも知的好奇心が強いタイプだから、こういうの好きそうだと思い、小説も面白いよと紹介しておく。彼もクイズはけっこういい点に気が付いていた。
 今日の昼食はゆで卵をまた忘れたのでコンビニで買った。気温は二七度に近づいているのだろうか。室内にこもっているのでわからない。
 仕事でやややっかいな案件が浮上。うちの部署で請け負っているインターネットのホームページである公的機関の審査を通してそこのマークをページに表示したいという話が出てきた。となるとデータなどの管理体制、プログラムのセキュリティなどが審査対象になる。しかし、クライアントは今まで予算重視の方針だったので、そっち方面は充分な対策はなされていない。こちらから提案した内容もあったが、ことごとく却下されている。それを今からやり直すというのは、正直言って莫大な費用がかかるだろう。
 帰りの電車でも続きを読む。自宅最寄り駅に到着したが、あと数ページあったので、五分だけ駅の待合室に座って一気に読んでしまう。五〇〇ページを越えるような本を五日で読み終えたというのは、僕にしてはすごく早い方だ。それはストーリーに牽引力があったからである。ラストはほんとにゾクッとした。