うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

たのしい編集#1

▼やはり疲れているので、午前中はほとんど何もできず。撮影初日分までの『ぎょぎょ〜む日誌』を書いたぐらい。しかし、一日分がこんなに長いのを書いたのは新記録かもしれない。
 午後、子供たちがYMCAのキャンプに出かけてから、ごそごそと活動をする。ヒヨコは京都までギタリストのラジオ公開番組を見に行くというのでケロケロ号で駅まで送っていき、古本屋、東香里のTSUTAYAと回ってみるが買いたいものも借りたいものも見つからず。まあ今日はこれといって目的があったわけではないが。でもこういう時って寂しいなぁ。
 帰宅して、映画の気分を高めるために伊丹十三監督『マルサの女』のメイキングビデオ『マルサの女をマルサする』の続きを観る。
 今日は撮影したムービーの編集作業をしなければならないのだ。しかし、つないでみないとどれぐらいの長さになるのかも皆目見当が付かない。
 今回の編集作業で気づいたのはスクリプト(記録)とカチンコの重要性である。何を今さらって思うでしょ。でも違うのだ。ちなみにスクリプトというのは、シーンの番号、その何カット目という番号、そして何回目撮っているかという回数とそれがどんなシーンかというメモ、そしてOKかNGかキープかの別が記録されているものである。カチンコは説明しなくてもわかるだろう。
 今回しっかりとスクリプターが記録してくれたので、これがとても役に立った。記録用紙の使い方とか全然説明せず、紙を渡しただけなのに、F島さんはよくやってくれた。そして、カチンコも現場の雰囲気をそれらしくする演出で僕は使ったのだけど、これが編集にとても役に立ったのだ。8ミリフィルム映画の時は、フィルム1コマのサイズが小さすぎて、カチンコなんてフィルムにらんでも見えないので実際の編集の際にはあまり役に立たない。でも僕はあの音が醸し出す緊張感が現場の志気を高めることに効果的なので使っていたのだ。ビデオのムービー編集だとパソコンの画面でちゃんとカチンコが見えるので、本来のカチンコ役目を果たしていることになる。これと記録用紙を照合すればどのテイクがOKかなんて一目瞭然。とにかく編集ラッシュまで持っていくのがとても時間短縮できてしまった。