▼[国民宿舎むろと]で申し込み手続き。使用許可証は橋本大二郎知事の名前で感動する。オートサイトは二〇〇〇円だ。電源があるというが、うちは軟弱キャンプではあるが、コンセントから電気を使うようなものは持ってきていない。でも荷物を運ぶのは鬱陶しいのでオートにする。普通のは一〇〇〇円だからお得。
テントを張ってから、草滑りをして楽しむ。
一八時、夕食の準備開始。晩ご飯は焼きそばである。肉の代わりにウインナーでキャベツにピーマン、もやし入り。インスタントみそ汁を持ってきたのでそれも飲む。
一九時頃に食べられるように整った。デザートは梨。みずみずしくって美味しかった。
このキャンプ場はそこそこ人もいてちょうどいい感じ。トイレもシャワー室もあって一〇〇円で六分間(だったかな?)お湯が出るので綺麗さっぱりいい気分。
シャワーに行っている間に、野良猫に食材の残りを荒らされた。ヒヨコとタマゴがみつけた「ひりょう」という厚揚げに似た食べ物をやられた。これは探求心のために買ったものだったのに非常に残念だ。
少し奥のテントサイトを見に行く。こっちは海が見えて、テントサイトも三区画ぐらい。誰もいなくて暗くてちょっと怖いかも。
夜になると涼しくなってきた。やっぱり山のキャンプ場のいいところ。夜はセミの声がパタッとやんだ。
二一時ごろ就寝。今年は寝やすいようにと五人用テント一張りと二人用テント一張りの合計二つを持ってきた。子供とヒヨコは五人用に、僕は一人で二人用にと思っていたのに、二人用にタマゴも寝るという。狭ァ〜。夜中にお茶を飲みにテントの外に出たタマゴ、帰ってくると僕が寝返り打って大の字になっていたため、隣のテントに移動して寝ていた。ラッキー。