うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

第2日目/種崎千松公園泊#1

▼朝五時半、雨の音で目覚める。雨でも明るくなるとセミは鳴いている。
 小降りになったので洗顔へ行く六時。他の三人はまだぐぅ〜すら寝ている。今日は少し頭痛がするなぁ。
 三人が起きてから五人用テントへ移ってそこで朝食。パンを買っていたのでそれで済ます。まだこの時点では今日の行動は決めていなかったが、ヒヨコがガイド本を調べ、今日は移動することに。テント撤収の時には雨も熄み、少し乾かしてからたたむことができた。荷物を積み込んで、[国民宿舎むろと]に電源ボックス(使ってないけど)鍵を返す。
 上ってきた道を戻るのではなく、そのまま進んでいくことにした。昨日の廃墟展望塔[スカイレスト・ニューむろと]を途中で見物する。雨は熄んだけど、でも山は霧でガスって凄い感じ。でも凄くいい感じでもある。
 建物のデザインがかっこいいので見ておきたかったのだ。二、三〇年前のセンスが、今見るととてもカッコイイ。これは現在では真似できないだろう。なんか『ウルトラセブン』のキングジョーを思わせる外観である。
 安全を確保できる装備服装ではないので中には入らなかったけど。我々が到着すると数台のクルマ(でかいワゴンとかワンボックス、ランクル)が来ていた。ヤング(死語)が見物に来ていた。そこへ荷物を頭にたくさん載せた軽四ケロケロ号が入ってきたのでちょっと異様だったかも。 建物が大きくて写真におさまらない。おさまるぐらいまで下がると木々がじゃまになる。そこで、ツギラマできるように写真を撮っておく。
 さて、長居してもしょうがないので出発。途中、風力発電の大きな風車を見て感動する。クルマを停めて写真を撮る。
 ひた走って、十二時ごろ[キラメッセ室戸]に到着。[鯨の郷]というレストランに入る。店はとても混んでいて十五分ぐらい待った。でも待った甲斐あって窓際奥のいい席。ガラス張りだけど薄曇りなので暑くないし眺めはいいし。
 僕は鶏の唐揚げ定食、ヒヨコはマグロのねぎとろ丼、子供たちは鰹の土佐巻きとわらべランチを分け合って食べる。むっちゃ美味しかった。
 窓からは外の大きなソテツが見え、それが珍しく花を咲かせていた。すぐ外をフナムシも元気に駆けていく。