うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

未来の廃墟#1

▼今日は朝食後、新聞回収なので、新聞雑誌を紐でくくってマンションの表に出す。天気はまずまず。台風の影響で風があるので過ごしやすいだろう。
 急に思い立って、ヒヨコが昔はいていた吊りズボンの肩ひもと金具を使ってカメラを首からぶら下げるストラップを作る。カーキー色の布ベルトと銅色の金属のフック。ミリタリーな感じなので、今日持っていくカメラは初代ペンにしよう。
 昼前に、ケロケロ号に乗り込んで出発。今日は千里・万博記念公園の<B><A HREF=http://www.nmao.go.jp/>[国立国際美術館]</A></B>へ行く。途中、マクドナルド(漢字で書いたら「麥當勞」)で食事。久しぶりにビッグマックを食べた。
 駐車場は[東駐車場]で普通乗用車一二〇〇円。軽四という料金設定はないのか! ちぇっ。
 さて、今日[国立国際美術館]へ来たのは、『ヤノベケンジ/MEGALOMANIA』を観たいからだ。三階へ。今日はここは入館無料なのもうれしい。
 この人の作品はなんといったらいいのだろうか。現代彫刻の一つの派生とでもいうのか。作品は鉄の溶接で作られるものが主だ。大きなロボットのようなもの、ロボットと機関車のあいのこのようなレールの上を走るもの。メッサーシュミットのような一人乗りのガイガーカウンター付きのクルマ等々。単純にオブジェというだけでなく、それを装着したり、操縦したり、中に入って体験したりできる作品が多い。
 僕はまだヤノベさんが有名になる前に京都の画廊で彼の作品を観たことがある。それはガスマスクにミッキーマウスの耳のようなものが取り付けてあるもので「ミッキーマスク」という作品。装着してみてくださいと画廊の人に言われて、装着してみた。するとこのミッキーの耳はちゃんと耳の働きをする。つまり收音装置となって周りの音を増幅するアンプなどがないぞうされているのである。耳はパラボラ型の收音マイクなのだ。
 そして今日はヤノベさん本人が登場し、展示作品についていろいろ語ってくれた。実際にレールの上を走るメカも操縦。またガイガーカウンター付きカーも運転して見せてくれた。