うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

救助活動開始!

▼今日は10時起床。子供会の廃品回収日なので新聞をせっせと出す。その後、あんこトーストとカフェオレの朝食。そしてお昼はラーメンに白菜、人参、目玉焼き。ヒヨコの実家に父を迎えにいく予定。とにかく弱っているので緊急同居作戦の開始なのだっ! ほんとは僕の母の誕生日なので、例年であれば僕の実家へ行き、ケーキやすしなどを食べて祝うのだが今年はお預けだ。
 ヒヨコの父は4年前に連れ合い(つまりヒヨコの母)を亡くし、その前後はわが家に一時一緒に住んでいたのに、なんか急に鼻息荒男になって、実家に戻って一人暮らしを始めた。なんだかヒヨコとの親子関係がうまくいかず、その後約3年ほど国交が断絶した状態になってしまった。だいたい元々がお互い変な遠慮があって会話できないような父と娘だったようだ。それが1年ほど前にようやくなんとなく特におたがい曖昧なまままた行き来が再会した。
 しかし、やはり父が頑固で変に意地っ張りで大阪弁で言うところの「ヘンコ」な人、もっというと「ドヘンコ」な人なので手を焼いていた。で、この正月もなんだか何に腹を立てるのかよくわからないところで腹を立てたりするので、僕は参ってしまっていたのだけど、先週の日曜に近所の人から、
「新聞が入ったままになってる」
 と連絡があり、様子を見に行くが玄関引き戸に心張り棒をしていたため、鍵は開けても中へ入れず。家中の雨戸も閉め切っていたため安否確認ができなかった。雨戸をたたいても呼びかけても反応がない。で、警察に相談。お巡りさんが3人駆けつけてくれた。一部、やっと開いた雨戸があったが中のガラス戸がしまっていた。さて、ガラスを割って突入!という寸前で、
「なんや! 誰や? やかましいな!」
 と怒り声の父。どうも体調が悪く臥せっていたようだ。歩行も歩幅3センチみたいな状態でトイレに行くのもままならぬらしい。だからおしっこにいこうと思っても、トイレまで廊下を7、8メートル歩行する間に出てしまう。枕元に洗面器を置いていた。そんなこんなで難儀をしていたはずだが、父はプライドが高いので自分から連絡はしてこないのだった。
 で、翌日、ヒヨコがまた単独で様子を見に行き、とりあえずの食品を買ってきたが、その次の日、寒いのでその食品を温めて食べることも、もうできないという。ご飯抜きで寝とくと。甘えるのなら甘える、完全に意地を通すなら通すとしてくれると楽なのだが、威張りながら助けに来るなら来てもええよ的な感じで、扱いにくい。
 とはいえ、意地っ張りな父も一部は折れて、自分の家を手放してもいい…などと遠回しにはいう。面倒見てくれとはよう言わんくせに。わがままも入っているとは思うが心配なので、引き取ることにした。
 というわけで、今日ケロケロ号で迎えにいった。到着から出発までに2時間ぐらいかかった。父一人の用意がいろいろ大変だった。ヒヨコの実家。荷物の積み込みがほぼ完了。父を乗せて枚方へもうすぐ出発。 http://t.co/gR24tJaM
 帰ってからもわがままや変な意地っ張りが炸裂しドヘンコぶりを発揮していた。ヒヨコもぶち切れていろいろ父に言ってた。これからは遠慮のない父と娘の闘いの日々が始まるのだろう。僕は横でおろおろしているだけだけど。 
 晩ご飯は、大根と豚の炊いたん。さやえんどうのマヨネーズ和え、ジャガイモと白菜と人参の味噌汁。おいしかった。父もけっこう食べた。栄養失調だろうから、とにかく食べて元気をつけてもらわねば。