うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

映画についてのメモ

▼おはユンピョウ! 今日は休みを取ってある。単純に連休にしようと思ったのだけど、カシワ母の入院がちょうど今日になった。タクシー呼んだり面倒なことをしなくていいのでよかった。両足膝に機械の身体をもらいにアンドロメダのギゾール病院まで連れて行くのだ(笑)
 本当はタマゴもカラザも連れて行きたかったのだが、二人ともダメダメだった。タマゴは夜中過ぎに帰宅したし、カラザは朝方眠ったからだ。それでもカシワ母とヒヨコと三人で出かけるとき、タマゴとカラザは玄関までは見送りに来た。
 病院へ連れて行く。診察はすぐに順番が回ってきた。部屋は三人部屋。僕が肺炎で入っていたところよりもずいぶん広い。ま、病院が違うが。
 看護婦さんからいろいろな説明を1時間ぐらい受ける。母は皆目聞いてない。
 検査に行ってる間に必要なものをいろいろと買い足すため買い物に行く。そして帰宅。

▼タマゴを見送る会、ヒヨコと僕と3人だけだけど。
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 もうタマゴは今夜東京へ帰ってしまう。バスだと昨日の晩になるので、新幹線にさせて差額を負担してやることにしたのだ。しかし今回の帰阪もほとんど家にいなかったしなぁ。でもまあしょうがない。カラザは友だちとスカイプする約束があるからと同行しなかった。
 んまかった。 @ スシロー 枚方高野道店
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 そして、タマゴが鼻ピンチになったのでドラッグストアに寄ったり、ユニクロで薄いダウンのコートを買い与えたりしながら京都駅へケロケロ号を走らせる。雪がちらちらと舞いだした。時間の余裕もなく、すぐに改札を通って消えていった。@ 京都駅 八条口 (Hachijō Ent.)
http://instagram.com/p/kO8bsdRUbw/

▼ジャバール大西さんが韓国映画は良くも悪くも香港映画のアクションを上手く模倣しているという。まあそうなのだろう。でも「そして、最終的には韓国オリジナルと言うのだろうな」とコメントしたところから、日本映画の現状のふがいなさについて話が展開した。ちょっとダイジェストでメモしとく。
 日本の時代劇は形式にとらわれて面白さを失ってしまっているという。では『スキヤキウエスタン ジャンゴ』みたいなヤツが出てくるといいということか。あの映画は気になっていたけど、見てないんでエラそうなことは言えないけど、何か勢いはあったと思う。
 「韓国なんでも起源」は、まじめな話、そういうことを言い出すのは映画関係者じゃないと思うけどね。日本映画はまだ最近ちょっと持ち直してる方だけど、ガクンと来てるとき、韓国映画はグッと来たなとは思った。見てないけど(笑)
 時代劇に関して言うと「伝統糞食らえ!」と思う反面、現状で完璧な考証の時代劇が作れてるのかというと全然ダメなわけで、それでは伝統をぶっ壊すということも成り立たない気がする。どっちにおいてもどれだけマジメに取り組むかだから。
 考えてみると日本映画もハリウッドみたいに『おしん』のリメイクしたりしてるな。いい人出てるけど、全く興味がわかなかった。浜村淳で聴いてもういいやと(笑)
 話戻ってジョブズも言ってるが「優れた芸術家は真似、偉大な芸術家は盗む」と。その通りだと思う。盗んでも身についてなきゃ、見れるもんは作れない。韓国映画が模倣から入ってもそれを消化している証拠だろう。ただ僕は韓流は観ない(爆) だって、香港映画で見てないものまだまだあるもの。手を広げたらエラいことになる。韓国映画の鋭いアクションものを見るより、僕は香港映画の安もんクサイ、ぬるい、パクり満載の方を取ります(爆) だって香港映画が好きだもの。
 やる側がエヘラエヘラ」ダウンタウン松本のコントみたいなのね(爆) 先に笑うなョと思う。日本の時代劇で考証については満足にできている映画なんかある?と思うけど、まあ、結局はどう見せたいかどんな映画なのかというのがありきだ。それが一本通ってれば、考証を無視してでも世界観は成立するし、その中で自由にキャラクターやストーリーが生き生きと動いてけば、それが映画という夢の中でのリアルさだ。
 結局去年見た邦画って、1本だけだなぁ。引っかかってくるものがない。国籍問わず良いものは良いというのはわかるが、小遣いが潤沢ではないので一応縛りを設けないといけないという事情もあるね、僕には(笑)
 僕はリメイクや続編はけっこう好きだ。リメイクは、ただの繰り返しはつまらない。市川崑の『犬神家の一族』なんか、アングルまでそろえちゃって、マニア向けには映像の面白さはあるけど、比較して映画としてはリメイクよりオリジナルの方が良かったしね。単純に続きを見てみたいとか、どんな風にアレンジして、またどの角度から見せてくれるのかとかいう楽しみもあるし。監督が替わっても前作とのつなぎが上手い場合もるしね。
 どれだけ丁寧に映画の「うそ」を語るかだ。上手けりゃ「んなアホな」でも納得しちゃう。たとえば宮崎ルパン、カリオストロのカーチェイスや屋根の上走って塔に飛びついちゃうシーンとか。テレビだけど、必殺のかんざしや三味線の糸での殺しとかね。気分良くだまされたい。
 テレビだと映画はタダで見れるわけだけど、邦画はたいがい最近テレビ局が「製作委員会」に入ってる。つまりそのうちテレビで掛かるのはわかってるんですけど、それでも結局食指が動かないものは見ない。ただでも。テレビ局絡みだと、その「どうせテレビでもやる…けどそれでもお金出して先に見たい!」と思うもんを作って欲しい。テレビの延長でも映画単独で見てわかるように作るとか、逆に映画見てテレビシリーズ見たくなるようなのとか。
 ジャバール大西さんのお勧めは若山富三郎の『子連れ狼』シリーズ。TSUTAYAにあるかな。探してみよう。
 リメイクと言えばジャバさんによると「アメリカでも『サイコ』のリメイクがカメラワークから何から同じで『色付けただけ』と言われてました。ただあれは昔はカット割らざるを得なかった冒頭をワンカットでやったりある程度アップデートしてましたけどね」と。僕はヒッチコックの撮ったのは見たがリメイクは見てない。とりあえず、メモして順番に見ていくか。