▼今日はAmazonプライムで『仮面ライダー THE FIRST』を見た。2005年の作品。もうそんなに経ってるのか。冒頭、旧テレビシリーズの主題歌でタイトルが出るのはサービス満点だ。映像的には綺麗でライダーや怪人（戦闘員含む）のデザインと造型はとてもいいなぁ。
アクションに関しては、ワイヤーのワイヤー過ぎる納得性のなさが随所に見て取れるので、それはもう少し丁寧に直して欲しかった。ライダーの蹴りとか、ぜんぜん効いてないように見えてしまう。
本郷と立花レーシングのつながりもいきなりでわからない。2号のサイクロン号はどこから調達？
あすか、フィアンセを殺されて、犯人と思われる本郷を見つけながら警察に通報しないのは変だし、その後のあすかの感傷がなんか薄っぺらい。
コブラとスネークのエピソードが本郷や一文字に直接的に絡まないので見ているモノに響かない。
本郷や一文字の闘う意思が「結局は女かよ」ということろにシナリオの陳腐さを感じた。
あとは、天本英世のデジタル出演、ゲストの石橋蓮司、本田博太郎、宮内洋はうれしかった。バイクもイメージを踏襲しつつ現代風になっててとても良い。戦闘員が乗るバイクも良い。
ライダーヘッドとクラッシャーやあすかに被らせるヘルメットはどこから出してどこへしまうのか？という違和感は残る。
ラストの2号、バイクで去って行くが島から出るには結局一緒の船に乗る必要があるのでは？
緑川あすかは最後死んでるの？ 手がぶらんとなってたなぁ。でも一文字は本郷に「俺の負けだ」と心の中でつぶやいてた。助かっているなら手がぶらんはおかしいし。
というわけで、不満というか消化不良なところと良いところが交錯する作品であった。続編のNEXTも見てみないと。でもその先へ続かなかったのがちょっと残念だなぁ。
総合評価＝★★★☆☆（※個人の感想です）
▼お昼は鶏肉はアビパールがあったので、僕が適当に親子丼を作った。具は多め。それなりに出来上がり。
https://www.instagram.com/p/BHEDdTPjhNm/
▼雨がまた降り始めたのでカバーを外しといた。えっ、雨なのに？って？ 雨に濡れたカバーを外すのは嫌だから。週末はMINI、使うしね。…と思ったけど今日はなんかくたくたで出かけるきっかけをなくしてしまった。
https://www.instagram.com/p/BHEFDzJDpVK/
▼さて午後、つづいてAmazonビデオで『仮面ライダー THE NEXT』を見た。2007年の作品。前作をしのぐV3の造型、アクション、納谷悟朗の首領やショッカーライダーの登場など見所は満載。
導入部、一般家庭の風景から入るところでやばいと思った。そしておたく男の死の必然性のなさ。そう彼はショッカーに殺されたわけではない。
なぜか本郷は高校の生物教師になっている。さらにやばいな〜。アイドルの少女に謎が。だめだ。そしてその親友が身についていない男言葉を使う少女。決定打。はい。この映画、前作THE FIRSTを凌駕するダメシナリオでした(笑) どうしてこんな特撮やアクションのレベルをもってして、こんなストーリーしか描けないの？ もったいなすぎ。アイドルの思念体じゃなくもったいないお化けが化けて出ると思う。
本郷がなんであんなに生徒に遠慮したような気弱な教師なのかがわからない。研究者だったころの物腰と全く違う。学校での描写やアイドルの部分なんかあんまり要らない。ほかのところに時間を割いた方が良かったんじゃないかと思う。
アイドル少女がライバルの仕業による事故で顔に大けがをするというのとショッカーがその兄が経営するIT企業に目を付け、IT技術に目を付けるのではなく、ただの実験体として人間を確保したかっただけだというのも全く納得性がない。
なんか狙ったところを全てちょっとずつ外していき、細かいエピソードの組み立てと組み合わせのつなぎの部分があまりにもいい加減すぎて、見ていてシームレスに繋がらない。ホラーっぽくしようとしてよけいになんで？が増えて、違和感があちこちで拒否反応を示してしまう。そして前作に比べショッカーがスケールダウンしている感じが残念。V3風見志郎が妹の望みだとショッカーを裏切り、悪の企みを阻止しようと思い立つのも妹がほんとに思っていたどうやって知ったのか？と思うし、なんか希薄。そしてラストのパチンコ屋のシーンが全く不必要でスポンサーなのかもしれないが、入れるならもっと劇中に入れるべきと思う。
アクションは狭い室内でのバイクアクションなどもあるし、爆発も多い（ただし、合成の爆発も多いが）。上記のように見所もある。でも、前作よりもダメダメ映画だった。もったいないお化けがほんと出そうだヮ。
総合評価＝★★☆☆☆（※個人の感想です）
▼晩ご飯はボイル鶏肉とキュウリとレタスを好みのたれで食べた。美味しかった。
