うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

タヌキを助けたい!

▼今日もよく冷えている朝です。このごろZippoカイロにベンジンを入れてるのですが、ベンジンはなんだか持ちが悪いですねぇ。種類にも寄るのかな。Zippoオイルだと1杯分入れると余裕で朝から帰るころとあと少しまで。調子の良いときには夜中まで持ちます。でもベンジンだと帰りにはもうちめたくなっています。2杯分入れても帰りまで持つときと持たないときがあります。

 今日のヒヨコの作ってくれたお昼のお弁当は、きれいなだし巻き卵。卵焼きが苦手だったヒヨコが新しく買った卵焼きフライパンで張り切って作ってくれました。完璧な仕上がりで、もう僕が出る幕はありません。そしてニンジンや芽キャベツ、コロッケ、トマトでした。おいしかったなぁ。

 さて、なんだか週末ですのでぐったりと疲れてしまいました。今日はカラザは仕事の帰りに同僚と買い物をして食事をしてくるとのことで、晩ご飯はまたなくて良いのでさっさと食べました。今日は焼きそば。もちろんご飯も食べます。これがおいしいんです。

 さてさて、食後布団に横になっていました。もう風呂はやめて寝てしまおうかとも思いましたが、カラザがから電話が掛かってきました。カラザが帰り道にタヌキを発見したというのです。妙におとなしく触っても逃げないというのです。カラザは帰宅して「一緒に見に行こう」と。僕は布団に横になっていたのだけど。
 野生の動物が人を見てというか人に触られても逃げないというのはおかしいです。ケガしてるかもというのですが確認はしていないらしく。
 気になってきたので僕も起き上がって出掛けることに。見に行ったら男の人がひとりいて、その人も気がついたらしく、家に電話を掛けて動物病院を探してくれていたようです。懐中電灯で見ると右肩のところにけっこう大怪我していました。パックリ傷口が開いていました。段ボール箱に巻いていたカラザお気に入りのマフラーを敷いてタヌキを入れとにかく病院へ連れて行くことに。その男の人の奥さんが診てくれそうな動物病院を見つけてくれたのでそこへ連れていくことにしました。津田の方の病院で僕も知っているところでした。発見しちゃったんだから仕方ないですね。お金も掛かるけどこれも縁かと思いました。助かる見込みは低そうですけどね。
 タヌキにとっては迷惑な話だったかもしれません。このまま静かに息を引き取った方が楽だったかなとも思います。でもなんだかケガをして弱っているのをそのまま見過ごすことはどうしてもできなかったのです。人のエゴと言われるかもとか、いろいろ思ったりもしたんですけど、まあ助かる可能性がゼロでないなら生かしてやりたいなと。ダメでもせめて痛みが和らぐとか、温かいとかそういう方がいいかなと。そう思いました。
 先生の診立てでは、この傷は昨日今日のものではない。腐ってきている。かなり体力は弱っているので、消毒して、身体を温め、抗生剤の点滴をして明日手術をしてみますと。壊死した部分を取り除き縫い合わせる。けっこうな大手術になる。しばらく入院でしょう。野生動物だから元気になってもまた放してやらねばならないのですが。
 野生動物だから人間に触られるとか一番嫌なことだと思うんですよ。それがもう逃げられないほど弱ってしまっていて。それでも一所懸命生きている。動物は自分で命を絶つってしませんから。なんかしみじみしちゃったんですよねぇ。
 とにかく先生にお願いして帰宅しました。

 どっと疲れたんですが、タヌキはいろいろと病気も持っている可能性があるので、連れていったときの箱とかしいていたカラザのマフラーとか僕がタヌキを触るときにつかっていた手袋とかも全て処置してクルマの中とか触ったところとかを拭き掃除したりしました。そして風呂に入ってから放心状態でしばらく起きていました。カラザが助けてやりたいと言ったので、連れていったわけですが、まあやれるだけのことはやった。こんでええかな。

 夜中に、タヌキの夢を見て起きました。シーンは弱って昨日動物病院の診療台の上にいたそのまんまでしたけど。別に僕にお礼をいうとかそういうお伽噺的展開は皆無(笑)