うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

大チキンカツ

▼何ということだ! 寒の戻りというような生やさしいものではなく、完全に真冬に逆戻りだ。

 今日は5時半に起きて6時過ぎにヒヨコとケロケロ号でヒヨコの実家方面へ出掛ける。実は今日は遠縁のお葬式。亡くなったおじさんは遠縁だし、ヒヨコの実家と同じ町内なのだ。ヒヨコにもどういう親戚関係かはハッキリとはわからないと。ヒヨコの母の筋でいとこのいとことかそんな感じ。だから本日は町内会の人として参列した。
 念のためコートを持って行ったのだけど、マフラーと手袋を持ってくればよかったと思った。それに雨。でもお葬式の最中はコートやマフラーや手袋は使えないけど。会場の中に入れば大丈夫。…と思ったのだけど。
 喪服はヒヨコの実家に置いてある。実家に寄って着替える。僕の喪服はまだ厚手だったがヒヨコのは間物で長袖の上着はあるものの生地が薄い。僕は黒いコートを持っているが、ヒヨコは持ってないのでとりあえず地味な色のミリタリーなコートを着用でしのぐ。これは少し綿入れで温かい。
 会場は自治会館だが超満員。おじさんはけっして派手な暮らしぶりではなかったが、地域のスポーツや小学校の通学見守隊などに参加したりしていたので関係者が多いのだ。だから押すな押すなの大盛況というわけである。
 僕らははみ出しそうになってしまった。なんとか半分ぐらい身体をねじ込ますとその半分は暖房が当たって温かい。しかし後ろ半分は極寒である。しばらくするとなんとなくもうちょっと中ににじり寄れた。会場の中に大きな太鼓が置いてある。和太鼓だろうが、よくお祭りなどでたたくようなものよりもっと大きい。後にわかるのだが、楽しいことが好きだったおじさんを孫たちが太鼓演奏で送り出したいということだった。なるほどそういうわけだったのか。お葬式にアトラクションショー付き。じめじめした雰囲気よりはいいな。
 しかし、さびしいものだ。こういう親戚のお葬式があるとおじさんに会うのが常で、その時に少しお話しをするのだった。それがおじさんのお葬式だからおじさんはいない。それがなんだか不思議で物足りないという気分がして落ち着かなかった。
 霊柩車はクラシックカー風の洋式の車だ。市販車を改造していると思われ。丸型ヘッドライトとウインカーレンズは見覚えがある。たぶんあれはローバーミニ用を利用してるな。出棺を見送ってから帰る。

 ヒヨコの実家に戻り着替える。ちょうどその頃から僕のお腹がピンチに。ピンチをチャンスに変えることができるか。式の最中でなかったのは良かった。
 帰りにお昼ご飯。[いも膳]に久しぶりに行く。お腹ピンチにもかかわらず調子に乗って大目に皿を取ってしまった。一応全部食べたけど。大チキンカツ、ポテトサラダ、味噌汁、ご飯は中。チキンカツはヒヨコと半分ずつしようということだったのだけど、ヒヨコはあんまり食欲ないといって一切れしか食べなかったので、無理して食べた。美味しかったのだけど、もう若くないさと〜キミに言い訳したね〜というわけでやっぱり量は食べられないなぁ。
 帰りの車中でエマージェンシーになったらどうするのだ?と自問自答したがなぜか確信のない地震のようなものがふつふつと心の底から沸いてくるのを感じた。
 確かに帰宅するまでは不穏な動きはなかった。しかし帰宅して着替え片付けをしている途中で異変が。液状化現象で苦しむ。いや〜、帰宅してからで良かった(笑)
 元気がなくなりしおしおとした気持ちで仮眠する。

 お腹の底がゆる〜ぅく痛いのが嫌だけど、晩ご飯は普通に食べた。今日はヒヨコも疲れていたので簡単に。ピリ辛ソーセージを炒め、スクランブルエッグを山盛り。

 さて、お風呂でゆっくり温もろう。そして鈴木杏樹さんのラジオを聴いてから眠ろう。