うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

実録!!◯◯屋敷に玉砕!?

▼今日はお昼ごろケロケロ号でヒヨコと出発し、亡くなった従兄の家の後片付けをしに行きました。とはいえ、片付くということが考えられない状態の家です(笑)

 家に到着すると近所の人がいたので挨拶をしました。ちょうど従兄にお見舞いをくださった方々でした。亡くなった旨報告。

 さて、家は二軒続きの借家なのですが、これが昭和三〇年代以前の築かと思われ、半世紀以上が経っています。ひょっとすると戦後すぐに取りあえず建てたような住宅かもしれません。ただ家の中はその原型を想像できないほどの凄いことに。いわゆる“ゴミ屋敷”に近いというか、ほぼそのものというか。玄関入ったところがまるでウォークインクローゼットのように無数のハンガーと服が掛かっています。玄関なんですけど。

 本来の正面の上がりがまちは封鎖されそこにはモノが積まれています。左脇から部屋に入ります。入るといきなり布団。そして布団以外の所にはモノ。タンスや引き出しの前にもモノや棚やワゴンがあり、タンスなどにはアクセスできない状態です。部屋の広さがわからない(笑) 雨漏りでやられてボロボロになった仏壇とか(怖いぞ)

 獣道のような少しの歩けそうなところ(その床にも新聞やチラシやモノが…)を歩いてというか注意深く横歩きとかして奥へ行くと小さな部屋?があり、コクピットのような狭さでパソコンの机らしきものがあります。ほんとに入り込むという形でそのイスに座ると身動きできない感じなのですが、従兄はここでパソコンを使い、プラモを作っていたようです。ゴジラガメラやバイクのDVDやZARDのDVD、プラモの箱が圧倒的な圧迫感で上下左右前後を埋め尽くしています。

 左に降りると台所。土間のように一段下がる台所です。ぎゃ〜、無数の鍋とか食品とか何故か鍋の柄の棒が何本も刺さっていたり。この柄の鍋本体はどこへ? 奥の方はアクセスできずに謎ゾーンになっています。あれ? このうち、トイレはどこにあるんだろう? お風呂はないのは知っているのですが。

 いやはや。

 これ、ほんとに片付く気がしない。僕の机周りもそうとう酷いと言われていますが(笑)、そんなもん足下にも及びません状態。とにかく玄関の服をどかさないと。袋詰めしていきます。現在、コロナの影響でボロ布は廃品回収してくれないのでゴミとして捨てるしかないです。ハンガーがおそろしく残りましたがこれを外すとなんかその上のものが雪崩れて落ちてきそうなので、今はそのままにしましょう。

 部屋の中、畳の上(畳だろうと推理。だって見えないから)に何重にもマットが敷かれているようです。どけると床が傷んで抜ける箇所もあるかも。ゴミを捨てるのは焼却場へ持ち込みをしようということで、従兄の残した軽のワンボックスカーを使う案に。借りているシャッター付きのガレージへ。しかし、そのクルマがまた家と大差ない状態でした(苦)僕がクルマの中を片付けるのを担当し、ヒヨコは玄関周りから少しずつ部屋へ通路を確保するようにという作業分担にしました。

 夕方まで作業をしました。あ、昼ご飯を食べ忘れていたヮ(笑) しかしほとんど片付いたようには見えません。こりゃダメだ。明日も来て作業の続きをするかな。疲れたので帰りましょう。

 家はこういう感じでしたが、従兄は近所の人たちにも愛されていたようで、何人か声を掛けてくださった方からお話しを聞くと、ほんとに好かれていたのがよくわかりました。疲れたけどそういうところで救われた感じ。でも疲れた(笑) 家の匂いに参ったとヒヨコがグロッキー気味。

 というわけで帰りにコンビニに寄って今日の晩ご飯を調達しました。作る元気は残っていませんね。というかヒヨコは食べる元気も残っておらず、一口食べて残してしまいました。

 いやはや、いやはや。