うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

『太陽を盗んだ男』

▼寒い。なんで?

 起きるの嫌になりますよ。というわけで朝ごはんを食べたらまた布団へ逆戻り。なんか身体が全身でふとんふとんふとんふとんふとんふとん…って言うんですよ。また楽しいトーミン一家に逆戻りです。というわけで今日はほとんどを布団で過ごしました。

 お昼は食べました、1時半ごろ。目玉焼き、ソーセージ2本、カップスープとはなはだ簡単な。雨が降っているので、しかもかなり本降りで、だからお日さまにも期待できず、寒いです。部屋の中で20度切ってるからね。食べたら布団へ逆戻りです。なんか文章が微妙にリフレイン(笑)

 晩ご飯は、鰹のたたきの食べ放題、トマト卵、赤味噌の具だくさんの味噌汁。おいしかったわ〜。

 食後は、映画を観ました。ヒヨコにこのところ沢田研二マイブームがやって来てて、若いころの綺麗な沢田研二から志村けんとのラジオトークとか最近のカーネル・サンダース的な沢田研二まで、全てを楽しむという余裕のマイブーム。そして沢田研二主演で日本映画の名作と言われる『太陽を盗んだ男』これを観たいと言うのです。この映画は今でも映画ファンの話題になるほどの作品だそうで、むかしむかしテレビで観たような気もするのですが全然覚えていないし、DVDを買いました。中古よりも新品の方が安かったので新品を。

 
 
 
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 沢田研二は本格的な映画初主演だったそうですが、ぜんぜんそんな感じには見えませんでした。シンガーとしての沢田研二ではなく、映画の中の人物として存在していました。そしてもう一人の主演、菅原文太。文太さん、ほんとに刑事に見えるんですよね。そこにはやくざ映画やトラック野郎とは全然違う。そんなに極端に演技を変えているわけではないのですが、やっぱりすごいです。アクションもかなり危険なシーンも自分でやっててめっちゃかっこいい。
 登場人物のメリハリがあり、水谷豊、西田敏行風間杜夫などお楽しみゲストも多数。北村和夫佐藤慶と脇役をいぶし銀のキャスティングにしているのもうまいです。この人たちが出てきたらほんと政府関係者。ぐっとリアルさがアップしますね。アクション映画ですが、数カ所ギャグが入っています。これがまたピリリと効いてます。
 映画全編は二時間二十数分あります。長いですよね。でも長くは全然感じませんでした。ということは脚本や構成がしっかりしているということです。それも作り込まれたという感じではなくてそんなことをみじんも感じさせない流れになっているのです。
 この映画、観てない人にはぜひ観て欲しいです。オススメ。だからストーリーについては具体的には触れませんが、後半もうこれで終わるなと思ったらもう一回どんでん返しが来て、めっちゃお得な感じ。
 日本映画は洋画と比べるとどうしてもちゃちな感じがしてしまうのですが、この映画はそういう風には見えなかったんです。お金を掛けまくっている超大作ではないのに。随所にゲリラ撮影などを入れて(実際にスタッフが検挙されたそうですが)緊張感のある画面を作っていました。そしてラスト。よくありがちな終わり方になるのかと思ったら…! いや〜、これはホントに名作ですね。

 観て良かったわ〜という気分になったので、シアワセな眠りにつけるでしょう。