うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

『HOPE 2020-変わらない日常と明日への言葉』

▼朝は雨が降っていた。何かにつけてやる気を削ぐ。たいした降りではないようだけど。朝食後、横になりたいと身体の中心が叫ぶので、布団に戻る。お昼ごろまでごろんごろん。

 ヒヨコがお昼にパスタを茹でててくれる。ねじりねじりしたパスタ。ミートソースで食べる。おいしい。

 昼過ぎに雨は止んだ。池波正太郎風に書くと熄んだ。以前は真似して熄んだと書いていたけど、ちょっとイキり過ぎかなと思って最近は止んだと書く方が多い。

 昼下がりも横になりたいと身体の中心が叫ぶので、布団に戻る。

 夕方クープを定期検診に連れて行く。特におかわりなし。この病院、予約システムがLINEになっている。LINE自体は好きではないのだけど仕組みは便利だ。僕はLINEはこの病院、クープのカットサロン、友人一人しか登録していない。それ以外は一切使っていない。だから何?
 コロナの影響でこの病院の待合室の椅子がもともと6名分だったところが現在は4名分しかない。外にもベンチは置いてくれているけど、室内で待てない場合は駐車場で待つ。このLINEのシステムでは診察順がやってくると呼び出しが出るようになっていて外で待っていてもわかるのだ。
 ヒヨコが連れて入るので僕は駐車場で読書。『前世を記憶する子どもたち』の続きを読む。この本、分厚いし、改行が少ないので文字が詰まってる。しかも翻訳だから日本語がかなり難しい。なかなか前に進まないがそれでも内容が面白いので引き込まれる。僕はオカルトも嫌いではないがエンタテインメントとしては楽しむがオカルトやスピリチュアルというと本心では全く信じていない。この本は科学者として研究している人が書いているのでオカルトめいた内容や検証できないものについては取り上げないか、この内容は検証できないと明言されているので、かなり信憑性が高いと思う。実はうちの上の娘タマゴ、しゃべり出すのが早かったのだけど、小さいころにこんなことがあった。前世を覚えているということではないのだけど、生まれてきた時の記憶があったのだ。ヒヨコが尋ねると、
「くらかった。ずっとくらくて、ぱっとあかるなった。まっかやった」
 真っ赤だったのはまぶたを通しての灯りか。生まれた時の記憶というのはけっこう話す子どもがいるそうである。それもだいたい3歳ぐらいまで。それ以降は忘れてしまうという。皆さんもためしてみてね、その年齢ぐらいまでの周りに子どもがいたら。注意深く誘導尋問にならないように自由にしゃべらせてあげて。

 今日、東京 日本橋の画廊[Roonee 247 fine arts]のネットショップから、ハービー・山口さんの新刊『HOPE 2020-変わらない日常と明日への言葉』が届いた。この本に掲載の写真の人物はマスクを付けている人が多い。僕はここのところ街角スナップを全然していないのはこのマスクが嫌いだからだ。でもハービーさんが撮っている写真はマスクをしている人でも素敵に見えるのはなぜだろう。
 ハービーさんの写真と同じぐらい魅力的なのは文章。エッセイが本当に魅力的なのだ。そしてハービーさんのトークライブは2回ほど行ったことがあるけど、ライブでのお話しも面白い。そういえば、ハービーさんを知ったのは地元の本屋さんの本棚で見つけたのが最初だったなぁ。

 晩ご飯は焼き秋刀魚。僕が大根下ろしを急遽付け足し。昨日の肉じゃがも少し。そして大根の味噌汁。いやはや日本人に生まれて良かったなぁ。