うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

「さだ公民館まつり」スタート!

▼本日から「さだ公民館まつり」である。今日と明日の二日間。天気が良ければいいなぁ。公民館を利用する団体から参加を募って、まつりでそれぞれの活動を発表する地域の文化祭である。
 わがHAZZマガはフリーマーケットを行う。売上金の一部はまつりの資金となり、残りはHAZZマガの制作資金として活用する。

 今年は、枚方市内の三公民館(楠葉・さだ・津田)で公民館祭が開催された。当初は全部に出場するつもりでいたが、うまくスケジュールが噛み合わなかったが、さだ公民館祭だけなんとか参加することができた。
 さだ公民館が祭をするのは今年が初めてだ。我が波頭マガは毎度お馴染みガレージセール、つまり家の中の不用品やかつて自分の宝物であった物、景品、粗品のたぐいを売ってしまう波頭マガ救済チャリティバザーを出店。それに加えてHAZZマガ・デザイナーのうずらヒヨコが玄関アーチの大壁画と祭の旗二枚を描いた。
 祭は六月八日(土)と九日(日)の二日間。今回、店番は編集長うずらまんと、ヒヨコの二人である。出発が少々遅れ、荷物を満載したHONDAトゥデイそらまめ号はオープニングの式典の途中で駆けつける。セレモニーが終わって大急ぎで机やイス、そして商品を並べて開店準備をする。とりあえず、一通りの品物を並べると、お客がぼちぼち来る。店を張った場所はエレベーターを出てすぐの所、トイレの前でもある。値札にいい加減なコピーを書いて商品に貼っていく。さだは駐車場も狭くて、そらまめ号は路上駐車にしていたので家に置きに帰り、ついでにおつり用の小銭を抱えてスクーターで戻ってくる。昼はホカ弁を交代で食べる。
 昼過ぎからお客が増える。小学生たちがわんさか押し寄せて買いあさってしまい、ついに品切れとなってしまった。エレベーター横便所前という場所がいいのかもしれない。来場者はの流れは多いし、トイレ行きの人々も必ず前を通るからだ。つまらないガラクタの方が子供たちには魅力的なのか、よく売れる。津田公民館のロッカーに予備の商品を貯蔵してあったので、スクーターでそれを大至急取りに走る。半時間余りでブッ飛ばして帰ってくると、子供たちは今や遅しと商品の到着を待ち構えているのだった。子供たちは、結構お金を持っている。そして、何故か“買わなければならない”という義務感というか、一種の脅迫観念に取りつかれて買っていくのだ。やんちゃな子供は値札を付ける前からドンドン買い占めてしまうし、内気な女の子は、泣きそうな顔で唇を振るわせながら、
「買うもんない〜ッ」
 と、べそをかきつつ、とにかく買うべき商品の登場を必死で待っているのだ。何もそこまで苦しみながら買わなくてもいいと思うのだが……。この二日間で売った商品は、ふろくのトランプ、くし、アラレちゃんボードゲーム(粗大ゴミで収拾)、各地おみやげメダルキーホルダー、バッチ、十手と小判捕物セット、ゼンマイタブチくん人形、ゼンマイR2D2、AXIAの斉藤由貴カセットレーベル、ファンシー鉛筆(日生のおばちゃんにもらった)、中華鉛筆、シャーペン(自分で使って飽きたもの)、電動消しゴム、ニューミュージックのレコード(高校生の時、新譜だったけど空き地に束で捨ててあった)、△停止表示板(粗大ゴミで拾ったけど新品)、財布、PB北斗の拳チョロQバイク、タイガーバーム(香港で自分で買ってきた直輸入品)、韓国最新ヒットミュージックテープ(平沢タクのみやげ)、レターセット、ハンカチ、お皿、弁当箱、水割りセット(某デザイン事務所で頂いた高級品)、カブトムシくん、ロバのパズル定規、計算尺、メモ帳、宮沢りえキーホルダー&トレイ、髪飾り、お菓子入れ、水筒、年賀はんこ(みりんのおまけ)、和風スケッチブック……などなど。
 緊急追加したにもかかわらず、あらかた商品を売りつくしてしまい、予定より一時間も早く、午後四時に第一日目は店仕舞いする。明日のために商品掻き集めに奔走する。今日は小学生パワーに押されて、なんだかぐったりと疲れてしまった。