うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

今日はキてます!

「街角中華発見!」
▼昨日、帰りに守口市駅まで同僚の自動車に乗せてもらった。そのとき、ふと駅前のオブジェが目に入った。ん? どっかでみたことあるようなないような…。ライオンのようでライオンでない、そうだ! あれは新加坡…いやいやシンガポールマーライオンではないか! 噴水というかなんというか口から水が吹き出していた。街角の中華グッズだ。
 そのマーライオン発見のあと、駅の改札に向かって歩いていて、どっかで見たことあるけど、そんなにおいそれとは生で見れるような存在ではないという顔にであった。たいそうないいかただけど、誰かにそっくりだったのだ。誰と思います? そう王菲フェイ・ウォンである。王菲そっくりの女の子が、対面から歩いてきたのである。特に目元がそっくりだった。

「今日はキてます!」
▼今朝は起きぬけからもういけない。鼻がピンチなのだ。京橋駅の京阪からJRへの間の、サラ金ティッシュもいつもは避けるようにしているが、今日は素直にもらった。
 大概の人は春先がアレルギー性鼻炎(花粉症)のシーズンのようで、世間で騒ぐのも、この時期だ。ニュースの天気予報で出す花粉情報もスギ花粉の情報である。しかし、アレルゲンになる花粉は実は杉だけではないのだ。イネ科の植物などもそうだし、病院でこの病の相談をした人ならご存じと思うが、なんと花粉の少ない時期は一年十二ヵ月のうちほんの冬の一ヵ月ほどの間だけだ。だから(これはあちこちで書いたがスギ花粉情報だけを流しているニュースは実はあまり意味がない。
 この病は誤解されることが多い。まだこの花粉症が世間で認知されていなかったころはひどかったのだ。ボクはこの五月から六月という、スギの花粉症とはひと月ずれた時期にこの症状に悩まされていた。でもこれ、いやなことに五月病の時期なんですよね。新学期、新学年がはじまって、
五月病でナーバスになり、学校を休みがちだ」
 と誤解を受け、わけ知り顔の妙な励ましを受けることが多かったのだ。こんなのはまだいい。鼻水がなかなかとまらない。じゅるじゅるすすっているだけでは、その鼻水が呼び水となってどんどんと仲間の鼻水を連れて出てくる。それでは非常に困ってしまうので、ティッシュを使うが、酷いときにはすぐにゴミ箱がティッシュでいっぱいになる。そんなときに友人がたずねてきたら大変だ。何もわかっていない友人は、
(思春期の青少年→大量のティッシュ消費→ムフフッなことしてる)
 という連想に必ずなってしまうのである。いくらボクがエッチな青少年だとしても半日やそこらで、ゴミ箱いっぱいのティッシュは消費できない。しかし、こんなときには言い訳をしたらドつぼにはまってしまう。だから、脱力しながら曖昧な笑顔をたたえておくしかないのである。
 この病気に特効薬はない。アレルゲンに対して反応を起こさないように、体質改善をするより他に道はないのだ。薬局で売っている鼻炎の薬は、症状を緩和させる機能しかない。しかし、飲まないとやってられないので飲む。飲まないでいると鼻水が大量に出て、脱水症状を起こすし、思考能力も70%ダウンする。だからこう言うときは薬を飲んで、横になっているのが一番だ。静かに寝ていると症状も軽い。あと、温度差にも敏感になるので、例え真夏でも症状が酷い時は長ズボンに靴下は必要だ。そよそよと吹く風も天敵である。
 うずらヒヨコの父も鼻炎持ちだが、『趣味の園芸』の人なので庭仕事はかかせない。だから症状が出ているときは両方の鼻穴にティッシュを詰めてやっている。これを見ると香港映画『上海ブルース』の張艾嘉シルビア・チェンを思い出すのだ。