うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

写真集

▼一昨日はカラザが熱を出したので、昨日はおとなしく家で一日過ごす。夕方にボクが単独で米を買いに[長崎屋]の食品館へ行った程度だ。
 カラザをまた耳鼻科へ。ついでに買い物をする。[光善寺駅前デパート]という名前の公設市場の中のディスカウントショップへ。この公設市場はもう見る影もなく衰退している。つぶれるのも時間の問題だろう。中の商店もほとんどが店を閉めてしまった。最近はこう言ったタイプの市場は流行らないのか。
 一時期[ゴールド]というディスカウントショップが二階に入ったときはすごい勢いだったのだが、今はそれもつぷれてしまった。今は別のディスカウントショップが一階に入っているがここも客がほとんど入っていない。店内を見回したがあまり買うのもはなかった。倒産した書店から流れてきたのか、岩波新書やコミック本、それに加えて漫画アニメ同人誌なんかがワゴンに山積みされているのが不思議だった。
 夜、カラザを連れて[TSUTAYA東香里店]へ。彼女は百円のガードダスが目的だ。『遊戯王』かなんかのカードで喜んでいた。ボクは、片岡義男の写真集『東京を撮る』アーツアンドクラフツ社発行/一八〇〇円+税を購入。以前同じ著者が小学館文庫で『撮って、と被写体が囁く』というタイトルでシングルCDサイズのCD-ROM付を出した。このとき、写真はCD-ROMに収録され、文章が本になっていた。このときの写真の中の東京の街を撮ったものに新作写真を加えて今度は写真集として出したのが『東京を撮る』である。写真にはしゃれた言葉が添えてある。気取った内容の写真集かと思いきや、場末の食堂の蝋細工の料理見本や居酒屋のビールの水着ギャルのポスターなどを撮っていたりと、結構庶民的でボク好みなのだ。