▼次に、また親会社本社の通信室へ。予定ではここは静止画1カットでもOKと思っていたが、撮らせてもらえるとのこと。ここは主演のY田さんの本当の職場でもある。
通信室とは、電話交換をやっているところである。リハーサル中もどんどん本当にお客さんから電話が掛かってくる。とても緊張する。そしてまたここも美女ぞろいである。
今回、交換手役をやってもらうA山さんは、僕が本社にいたころ、何度か見かけて、とても歩く姿が素敵な人だなぁ、と思っていた女性である。といっても今回は歩いてもらうシーンはない。いやはや、なんか今回のムービー撮影はとてもめぐまれているなぁ。僕の人生の女性運をここで一挙に消費してしまっているのではないだろうか。
撮影中、外国人からの電話が入り、実際に交換手さんが素早くかっこよく英語で対応しているのを目の当たりに目撃しちゃう(日本語変)。むちゃかっこいい。
僕が今所属している職場は親会社の総務部門と社内サービス部門を独立会社としたものだ。だから、ガードマン、電話交換手というのは僕が所属しているサービス会社の業務なのだ。この会社にいると、こんな撮影のときも知っているひとがあちこちにいて、とても便利であるなぁ、というのが今回撮影でよくわかった。
ちょっと社内の喫茶店でアイスコーヒーなどを飲んで休憩。気が張っているから疲労はないが、休憩は少ししておきたい。昨夜も遅くまで『マルサの女をマルサする』の続きを観ていたので寝不足なのだ。しかし、このグループは社内喫茶ではちょっと目立ったな。ちらちら気にする男性社員数名。
そうそう、今回メイキングを記録するためPanasonic LUMIX DMC-F1でムービーを撮っている。僕が撮っているので僕の姿が写らないのと本番中にメイキングシーンを撮れないのが残念だけど。
次は我々の職場がある事業場へ移動。朝撮りのがした、主人公マツコがバスに乗り込むシーンを撮影する。事業場巡回バスが来る時間までしばし待機である。機材を第4会議室へ運び込む。ここも予約が入っているので30分程度隙間を借りる。
自分の席に戻って、急いでe-mailチェック。仕事の段取りをまたチャキチャキと付けて、各方面に指示し、会議室で機材のチェック。