▼昨日の天気予報では台風が確実にやって来るとのこと。夜には雨も降っていた。が（ここ鼻濁音強調）、なんと起きてみると雨が上がって雲も薄い。撮影ができるぞ！
一昨日カラザが自分のプール授業のために作ったてるてる坊主はブール授業には全く効かなかったが、そのままぶら下げておいたら、数日遅れてムービー撮影には効果を現した。多謝。
家をいつもより30分早く出る。8時45分に集合だからだ。会社に到着し、急いでメールチェック。仕事の関係の手配をしてしまう。
3人目の赤ちゃんがお腹にいるのに、今回大活躍のチーフ助監督M宅さんは、7人乗りのワゴン車を調達してくれた。今日の撮影は全てロケだ。これで移動はとても楽になった。スタッフ、これに乗り込み、運転もM宅さん。まず、親会社の本社へ。ここで事業場巡回バスのシーンを撮る予定なのだ。
主演女優のY田さん登場。ぉお！ スタッフ全員推薦の「かわいい人」というのはウソではなかった。めちゃべっぴん。M宅さんのバレーボール部の後輩らしい。べっぴんなだけじゃなく、とても気さく。これ関西の美女の特徴。グーである。
しかし、いるはずのバスはおらず。確認すると待機場所違いであった。国道を挟んで別の事業場にいると。すぐさま一行はそちらに向かうが、時間切れ。実際にバスの運行時間になってしまい、停めての撮影はできない。段取りをK西プロデューサが付けていてくれたのだが、スタッフ側にうまく伝わっていなかったのだ。残念だが断念。
気を取り直して、ガードマンのシーン。これは主人公マツコが出勤し、ガードマンに挨拶する朝のシーンである。照明、レフ板もスタンバって、スクリプターも付いて、カチンコも打つ。スタッフの動きテキパキで、とてもやりやすい。
ガードマンは、実際の保安室前で実際の保安担当の人にガードマン役をお願いしてある。保安の中でも職場でこの人と誰もが推薦した人。こちらの注文にも的確に答えてくれる。しかし、リハーサルの途中で照明の電球が切れた。照明なしでいくことにした。まあビデオカメラはけっこう補正してくれるので大丈夫だろう。このトラブル以外はスムーズに撮影は進んだ。保安の人が撮影用ではないが、工場などで使う、どこにでも取り付けられるタイプの照明を貸してくれる。これはたすかった。
