うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

ブルーマンデーとブル連隊長

▼元奎は自分でエエ格好をしようとは思わない人みたい。洪金寶なら自分が監督してて出番は少なくてもおいしい役を自分用に作ったりするんだけど(笑) ほんとは自分もアクションできるのに。いつもしょぼい役をやってる。作る方が好きな人なんだろうな。そういえば可哀想な死に方するのも多い気がする。ただの印象だけかもしれないけど。樊少皇はちゃんとアクションはトレーニングをしたみたいで、この人もアクションができるらしい。悪役すると恐いけど、いい役もできそうな気はするな。

▼この映画、たとえば検事秘書とのラブリーな関係とか、またシンシアと理解してそっちに広がるとかいろいろと膨らませる要素はあったのにな。あと、元彪がすぐに疑われるのもちょっとなぁ。もうちょっとわからないように行動し、ストーリーの中でもわからないで通して、最後にシンシアが元彪の正体を知って愕然とする、けどその裏を知ってさらに…的な展開とかもあると面白いのに。香港映画の場合はどうしてもアクション主導だからなぁ。

▼この映画、知らんヮ。日本版あるのかな。吹き替えでも字幕でもいいけど。

▼ツイートでは「新仮名遣いに直されてる」と書いたけど、これは間違いだった。後の方の巻はもともと新仮名遣いで出版されたもので、つまり直してない。そのままだということ。これほんとそのまま縮刷したようだ。もちろん原版は残ってないだろうし、おそらく印刷物からのスキャンで製版したのだろう。それで粗くなるのはご愛敬。僕はそういうのも嫌いではない。

 表紙のデザインは少し変えてあるけどね。あと巻末の昭和初期版の広告などはカットされてる。布張り上製本箱入単行本の復刻版の方にはそれも資料として収録されてた。

 田河水泡は、漫画家としても好きだけど、装丁のデザインが上手いと思う。これ本人装丁らしい。おそらくタイトルなどの書き文字もそうだろう。

 声とかは覚えてないけど、生前テレビの番組(たぶん『こんばんは仁鶴です』だったと思う)に出演して話をしていたのを小学生のころに見た記憶がある。今ならのらくろは旅館の番頭さんとかしてそうです、と話して、その絵を描いて見せてた。

 のらくろはテレビアニメになっていて(キャラだけいただきの『のらくろクン』ではない)これは大好きで見てた。今考えると、戦後なのに兵隊ものでよくテレビアニメにできたなぁ。確かフジテレビ制作だったと思う。ちょっと調べてみよう。
http://urx.nu/5tmS

 これこれ。のらくろの声はどらえもんの大山のぶ代。原作にない女性キャラの看護婦などが出ていたけど、のらくろは、『墓場鬼太郎』式に、夜中に13話ぐらいでいいから、原作に忠実に、または雰囲気を大切にして一度アニメ化してもらえないだろうか。

 当然テレビで見ていたころは小学生だったけど、高校の時にある高校の文化祭に遊びに行ったら、このうちの2本をフィルム上映していたので観た。どの話だったかは忘れたが、のらくろがしくじりをしてブル連隊長にお仕置きをされる。机と机の間で両手を机端に突っ張って足を浮かせて、足を自転車こぎのようにくるくる動かせというやつ。この運動、長時間だとかなりきつい。ラストにものらくろが軍紀違反をして、でも結果的にのらくろの活躍で騒動がおさまったのだけど、ブル連隊長は立場上のらくろにしごきをせねばならず、扉を閉めて、ぎゃーとかもうたすけてーとか言うのらくろの声がするのだけど、実際は連隊長の部屋でのらくろが声だけで芝居してる、チャンチャンというので終わる話だった。(説明が長い)

▼道具としては使いにくいのだけど、Macでやろうとすると、線をつないで、録音レベルに気をつけて、録音の設定に気をつけて、入力の設定はこうで…とかめんどくさい。その分だけでも楽にはなるのだ。

▼なんだろう? いろいろなことが嫌になっている。特にハッキリした理由はない。何もかもうっちゃりたい気分というのか。時々こんなときはあるけど。