うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

新居初日#2

▼前にこの人は
探偵!ナイトスクープ」でちょこっと紹介されたこともある。それで「徹子の部屋」のパロディをやったことから本当に「徹子の部屋」へ出演したことも。
 東映系のテレビ時代劇、『暴れん坊将軍』『水戸黄門』『十手人』などを観ているとほとんど毎回出ているらしい。浪人、町人など斬られ役から通行人までやるので見逃すな!
 昨日の番組では一〇年ぶりに東映が作った時代劇映画『RedShadow赤影』で、アクションのうまさを買われて悪役ナンバー2の大役をもらった福本さんの二カ月を追うもの。福本さんはこの映画に入れ込み髭を生やしていた。舞台が戦国時代なので髭で特長をつけるためだ。ところがこの髭が思わぬ災難を。
 江戸時代の武士は髭を生やしていない。それは、
「殿様の前でむさ苦しいものをみせてはならぬ」
 というような決まりがあったからだそうで、この髭のために、福本さんはテレビの仕事が二ヶ月間できなくなってしまったという。収入減だ。
 東映の専属大部屋俳優は現在三〇人だという。後輩は専属ではなく、東映系のタレント事務所に契約するようになっているらしい。こちらはギャラのみの収入。僕も経済的に余裕のある、たとえば大会社の御曹司とかに生まれていたらこんな世界に飛び込みたかったなぁ。
 実は僕の母のいとこは若いころ大部屋俳優をしていたことがあるそうだ。もうこのおじさんは亡くなってしまったが。亡くなる前に一度だけ会ったことがある。でもそのときその話は聞けなかった。
 テレビ時代劇だけど、京都で撮っているものは、今でも映画のシステムで作っている世界だ。ビデオ撮りしている物もあるが、それでもやはり映画の世界なのだ。僕はこの映画の現場の雰囲気が好きだ。といっても実体験はないが、こういう現場で仕事がしたかった。だからとてもこの番組を観られてうれしかった。