うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

だんじり祭(1)

▼今日は朝、 子供たちとおじいちゃんおばあちゃんは植樹。
 昼ごろから子供二人と親戚の家へ行く。ヒヨコの実家が丘の上にある新興住宅街で丘の下の親戚の家は古い村にある。距離にして直線なら三〇〇メートルぐらい。実際はかなり回り道となる急な坂を自転車で下っていく。僕はカラザを後ろに乗せて。タマゴは自分用の自転車がある。親戚の家で、だんじりの曳行予定表をもらう。
 午後一時ごろ、JR和泉府中駅前に各地区のだんじりが集まってくるという。確かに駅前はそうとうな人出となっている。駅前の今は寂れてしまった大きな商店街の閉まっている店の前に自転車を停め、だんじりを見る。だんじりは、駅前ロータリーの北から来るコースと南からくるコースがあるらしい。今日はOLYMPUS PEN Sしか持っていないが、このカメラなら僕の期待通りの写真となるだろう。十枚ほどモノクロが残っているのでそれで撮る。人が多すぎてあまり前に出られないし、子供二人を気遣ってやらねばならず写真撮影ばりかに集中もできない。
 駅前ロータリーに見慣れない線が引いてある。運動会の白線のような粉っぽい線ではなくペイントしてあるようだ。よく見ると「地車停止線」と書いてある。
 北の方から入ってくるだんじりは、人だかりがすごすぎて見られないので南の方からの分を専門に見る。何台か見たが下の子供カラザが退屈しだしたようだ。
「おとうさん、公園行こう!」
 何の脈略もなくそう言う。なので場所を変える。商店街の中からだんじりが曲がって入っていく方の小さな通りの方へ回ってみた。人があふれかえっていてしかも狭いので危険だろうと思ったが、少し人が引いていて空きかけていた。ここでもしばらく見る。狭い通りをけっこう飛ばしてだんじりが入ってくるので迫力満点だ。ここは穴場だった。
 お腹も空いてきたので一端帰り出したが、ちょうど村の中をだんじりが通コースに出くわし、絶好のコーナーリングを見せる場所がわかった。そこでまたしばらく見物した。実家に戻って遅めの昼食。