うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

幻の坂道

▼自転車で歯医者へ。今日は女の先生だった。ひょっとしたら助手さんかもしれない。今日は下の歯茎と歯の間を針のようなものでほじくり回して歯石を取ってもらった。
 帰りに自転車で通っていると、もうすでに場所がわからなくなっていた、僕が保育園児のころに通っていた耳鼻科があったであろう坂道を発見した。前に探したときには見つけることができなかった場所だ。
 このあたりにはどう考えても坂道が存在する場所はないように思えるほどあたりの様子が変わってしまっていたのだが死角にひっそりとその坂道はあった。今その耳鼻科があった場所はアパートになっている。耳鼻科はずいぶん前にもっと駅に近い場所に移転していた。この耳鼻科は僕の祖母、そして母、そして僕も三代通った耳鼻科であった。十年ぐらい前にヒヨコが鼻炎で診療を受けた際には先生にボケの症状が出始めていて、一度薬の塗布をしてもらったのに再度しようとして看護婦さんに止められていたという。まもなくこの耳鼻科はなくなり、先生の名前が付いていたビルも名前を変えて今ではフィットネスクラブになってしまった。
 帰宅すると入れ替わりにヒヨコが出かけた。ちょっとボランティアのお手伝いをするとのことだ。
 昼食は昨日の関東煮の残り。おいしい。
 僕は思いついて、撮影記録をつける手帳を作る。できるだけ撮影データを残しておこうと思ったのだ。PENやほかのコンパクトカメラの場合は面倒でやらないかもしれないが、ライカや一眼レフだと余裕もあるだろう。
 タマゴの友達が遊びに来る。カラザは自分の小遣いでそのお客さん用の飲み物を買ってきてくれる。
 廣東語に行く。僕が到着するとヒヨコはすでに来ていた。先生はいつの間にか足を捻挫していたということでびっこを引いていた。帰りは先生の家まで送っていく。