うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

歌姫と花火とほら吹きと

▼今日から本当に夏休み。昨日はおまけのようなものだから。
 今日は僕の大好きな王菲フェイ・ウォンの誕生日である。一九六九年生まれだから今年で三三歳だ。謝霆鋒ツェーとよりを戻してもなんでもいいから機嫌良く毎日すごしていて、そしてまた気が向いたら日本に、大阪に演唱會に来てほしい。ぜったい行くよワシゃ。
 僕は一日地味なホームページの移転作業をする。細かい修正や、容量削減などやっていくが、まだ完全には終わっていない。めんどうだなぁ。
 朝は朝食用のパンがなかったので、近所の手作りパン屋さんに買いに行く。ここのパンはとても美味しいのだ。
 昼過ぎ散髪に行く。今日はお客は僕一人だけだったのでとてものんびりと散髪してもらえた。しかしシャンプーマシンのぼんのくぼへの刺激だけはなじめない。散髪屋さんのテレビで高校野球のシーズンであることを知る。まったく野球に興味がないので知らなかったのだ。
 帰宅して、暑いのでかき氷を作る。あずきの缶詰もあったので、氷あずき。シロップも透明のがあった。これはめちゃうまだ。
 夜、ベランダから遠くに花火を見る。茨木の辯天さんの花火だ。毎年八月八日。
 DVDで映画『バロン』を観た。これはみんなも良く知っている『ほら吹き男爵の冒険』の映画化。子どもたちもとても楽しんだ様子でよかったよかった。
 ストーリーは原作通りではなくたぶん原作をふまえた上での後日談という形になっているのだと思う。みんなも良く知っているとか言いながら僕は原作を読んでいないのだ。ギリアム監督は『未来世紀ブラジル』の監督。おとぎ話が上手い監督だなぁ。
 主演のほら吹き男爵、バロン・ミュンヒハウゼンを演じるのはジョン・ネビルという人でシェイクスピア俳優だという。どっかで観たことある顔だぞと思っていたら、やっぱり『Xファイル』の“マニキュアをした男”だった。あの謎の組織の幹部の一人の。この人、ヒチコック監督の『トパーズ』にも出ているということで、こりゃ観なきゃ。
 個性的な俳優たちと奇想天外な物語を充分に楽しんだ。