17時57分発の松井山手行きが
「THE BEST BLUE」と「THE BEST RED」
ポケ森に夢中になりすぎて
『車井戸はなぜ軋る』と『黒猫亭事件』
『獄門島』と『車井戸はなぜ軋る』
▼またクープに起こされたので細切れ睡眠になった朝、ご飯を与えるときに起きてしまいました。するとヒヨコも起きて平板電脳を触っているので、一緒に朝食を。今日はトーストと錬り練りアイスカフェオレ。
さて、横溝正史マイブームは続くよ。今朝は『獄門島』を観ました。これ観た記憶がない(笑) ひょっとすると初見かもしれません。全部観てると思ったのになぁ。なにせ覚えているシーンが全くなかったのです。テレビの横溝正史シリーズのドラマを観たので観たと思い込んでいたのかもしれません。しかしテレビドラマの方も今は全く思い出せないのですが。
僕が一番うれしかったのは坂口良子再登場でしょう。坂口さんめっちゃかわいい。金田一さんとの掛け合いが楽しくて。
名優・佐分利信さん、司葉子さんはすごく映画という重みが出ていいですね。そして大原麗子さんが美しい。金田一さんに「私を島から連れ出してください」というのはとても切なくて。
太地喜和子さん、ピーターさんお二人の妖艶さも魅力です。あと佐分利(了然)和尚の弟子の了沢役で“赤い彗星”池田秀一さんが出ています。
冒頭だけの登場ですが三谷昇さんが出ているのはうれしなぁ。この人、出るだけでインパクトありますよね。
シリーズレギュラーの草笛光子さん、小林昭二さん、大滝秀治さん、三木のり平さんは毎回どんなキャラで登場かと楽しみですね。もちろん、加藤武さん、辻萬長さんのコンビも楽しい。
浅野ゆう子さんは“季が違っている”三人娘の長女の役ですが、自然な関西弁でかわいかったです。
原作は読んだはずなんですが、この映画は原作とは犯人を変えてあるそうで、後日原作は再読するつもりなんでそのあたりも楽しみがまだまだあります。原作の発表年は犬神や手鞠唄よりも前だったようで、見立て殺人や歌との絡ませ方はこっちの方が本当は先なんですね。前二作とは全体に趣向を変えた感じがして映画としてはとても好きです。いや〜面白かったです。もっともっと書きたいことはありますが、日記なんでこれぐらいにしておきましょう。
お昼ご飯は豚汁で食べました。美味しかったので食べ過ぎ。
ポケ森はまたハニワ集めが始まりましたね。しかし、ポケ森を真剣にやると他のことが時間的に何もできなくなるのでそこそこにしておきましょう。
午後は仮眠をしたり、夕方はレッドクリフと業務スーパーに食料品などを買い出しに行きました。このところ食べ過ぎが続いているので今日は菓子類を一切買わず。なければ食べられないの法則です。さてどれだけがまんできるでしょうか(笑)
晩ご飯は、焼きさば、味噌汁、ほうれん草ともやしの炒め物。おいしかったです。
読書の方は『車井戸はなぜ軋る』に突入しています。この作品、『犬神家の一族』の原型ですね。これは読んだ覚えがないです。たぶん、ドラマや映画になったものを先に読んだので読まずに置いていたのかも。
『悪魔の手鞠唄』と『本陣殺人事件』
▼今日は春分の日ということで、ありがたいことに休日。クープに早く起こされて朝ご飯の用意をして、一旦また一眠りしたのだけど、6時ごろには起き、クープに朝ご飯を与えて、自分も錬り練りアイスカフェオレとフレンチトーストの朝食。そしていつもならまた布団へ帰るのだけど今日はそのまま起きることにしました。そうだ、こんなときには映画を観よう。ちょうど横溝正史マイブーム真っ只中の僕は『悪魔の手鞠唄』を観ることにしました。
金田一耕助は石坂浩二さん。そして磯川警部に若山富三郎さん。アクションが得意の若山さんがこの映画では全編おさえた演技が光っています。娘(永島暎子さん)が殺され放心する岸恵子さんの姿はそれまでの気丈に振る舞っていたのと打って変わって儚くそして美しいと思いました。当時四十代半ばですから、そうか今の僕より年下なんですね。そして今回、ヒロインというと仁科明子さん。素敵です。
このシリーズのレギュラー、草笛光子さんは一癖ある役を。毎回いろいろとアイデアを自分でも提案して役を作っていたそうです。加藤武さんの立花警部。小林昭二さんは仁科明子さんのマネージャー役。三木のり平さんもちょこっと出てます。辻萬長さんは野津刑事。
辰巳柳太郎さんはいかにも旧家の主という感じでした。決して嫌な人物でもなく、この時代ならこういう人がいただろうというリアル感。あ、そうそう。この映画観るのは初めてではありませんが、新発見がありました。金田一さんが調査先の宿屋の女将で山岡久乃さんが出てます。どこにもそういうエピソードは書かれているのを見たことはないのですが、このシーンの山岡さん、たぶん両ほおに含み綿をしてると思います。しゅっとしたお顔立ちなので、ちょっとおっとりした役を演じるために顔の輪郭をぽっちゃりめにしたのだと思います。同録だと思われるセリフがややくぐもって聞こえるのと、いつも見るお顔と少し印象が違ったので気付きました。…ネットを検索すると「山岡久乃/含み綿/悪魔の手鞠唄」で何件かヒットします。やっぱり気付いたヒトいるんだなぁ。他にも高橋洋子さん、大滝秀治さん、岡本信人さん、常田富士男さん、村の若者で大和田獏さん、“ライオン丸”潮哲也さん、ニッポンの正しいおばあちゃん原ひさ子さん。それぞれいろいろと書きたいことがあるのですが、また別の機会に。
いや〜面白かったです。特にこの映画はラストシーンが大好きなんです。総社駅での磯川警部と金田一さんの別れのシーンです。
映画を見終わって、少しコーヒーなどを飲んでから、布団へ戻りました。そしてお昼まで仮眠。お昼ご飯は、焼き飯に目玉焼きを載せ、ブロッコリーと豚汁。
食後はまた二時間ぐらい仮眠しました。一旦起きてポテトチップスを食べ、また布団でごろん。
晩ご飯はデカゆでソーセージ、刻みキャベツ、ブロッコリー、昨日からの引き続きではなく新たに作ってくれた豚汁でした。おいしかった〜。本当に大満足。
食後はシャワーへ行き、もう一本映画でも観ようと思ったのですが、クープの布団へ行きましょうという強烈なアピールで布団へ。読書をしました。『本陣殺人事件』を最後まで一気に読みました。メインの謎などは覚えていたのですが、その次に大きな出来事とか、かなり忘れていたことがあって新鮮に楽しみました。