うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

賢者の石

▼僕の誕生日に発売された『ハリー・ポッターと賢者の石』のDVDは予約購入し、今晩子供と一緒に見たのだ。
 うんうん、評判通り面白い。原作がしっかりとしているということがよく分かる。映画としては必要以上に大げさな作りではなくむしろ良くできた小品という感じ。
 どちらかというと、映画というより長いテレビシリーズのオープニングスペシャル版2時間ワイドといった感じ。でも安もん臭くはないから安心して! 続きがありますよ〜って感じがするという意味。
 特撮とかはむちゃくちゃすごいということはないけど、それは話の中身で勝負しているからだと思う。すごい特撮もさりげなく使ってあるという部分もあるだろう。
 最初主人公が親戚に預けられているところでは、ちょっといじめられていてかわいそうだが、しかしその描写も不快感を与えるほどではない配慮がなされている。
 原作の小説を読んでいないとちょっと駆け足になって、むむむ?という所は2カ所ぐらいあるけど、このへんは上の娘が読んでいたので、教えてもらいながら観た。
 音楽はジョン・ウィリアムス。不思議な半音の使い方とかスターウォーズでおなじみのこの人のフレーズというのがこの映画音楽にもあった。サントラ買ってしまった。他のは持っていないのに。
 しかし、DVD(ビデオも)にしてもサントラにしても最初から廉価版で出ているのはうれしい。売れるときにたくさん売ってしまおう。レンタルよりもセルに力を入れようという展開がよくわかる。これ正しいと思う。
 そしてこの映画の良いところは心が打ちひしがれているとき、悲しい時に観ると救われるだろうと思う点。寂しいときにもきっと効くと思う。直接的にではないけど、ひそかに効くと思う。続きが楽しみな映画だ。