うずらまん「ぎょぎょ〜む日誌」

おはようからおやすみまでできるだけ楽しくと願う、うずらまんの日記。

忘れた夢が見えるよ

▼今日の通勤カメラはPEN S Black。トップカバーとボディが元に戻ったものである。シャッターをOさんに治してもらったもの。駅までの道で野良猫を発見して撮ろうとするが人なつっこい猫でどんどん近寄ってくるので困った。一枚シャッターを押したが多分ピンぼけだろう。
 昨日外注さんに絵コンテを切って渡していたホームページのオープニング用Flashムービーは僕のイメージ通りできあがっていた。ちゃんと仕事のできる人との仕事は楽しい。黒見の溜を頭に二秒と、最後にロゴマークが出てからそれが静止する時間も二秒ほど足してもらう。これで完璧だ。
 今日はちょっと残業をして帰宅が遅くなったが、今日も僕が夕飯を作る。今日はコロッケの予定だったが、面倒なので冷凍食品のチキンナゲットと焼売を使い、刻みキャベツと中華料理に出てくるトマト入りの卵焼きを作る。
 食後に皿を洗っているとき、ふと口ずさんでいた歌は、日曜の夜に昔やっていた名作劇場のアニメ『トム・ソーヤの冒険』の主題歌[♪誰よりも遠くへ]であった。
 「おまえ〜なら、ゆけるさ、トム。だれ〜よりも〜とおくへ〜。ちへいせんのかなた〜でまぁている、すばら〜しいぼ〜けんが〜…」
 歌っていると後ろから一緒に歌い出すやつがいた。ヒヨコではない。なんと娘のタマゴ十歳がである。再放送で見たのかと問うと、そうではないと言う。今学校で下級生に聞かせてあげるコーラスの練習をしていて、その課題曲がこれだというのだ。いやはや二十年の時を経て、学校で歌われているなんて感動だ。
 これを知ったら歌っていた日下まろんも大喜びだろう。いい声の歌手だったが、その後活躍はしているのだろうか。ちょっとインターネットで検索してみるとこの歌作曲は服部克久、作詞は山川啓介というけっこう大御所が作っていた。「わ〜すれた〜ゆめがみえ〜るよ〜」というところの転調がとても小気味よいいい歌である。
 さて、この歌は音楽の先生に教えてもらっているという。この音楽の先生の名前を聞いて驚いた。僕の小学校六年の担任と同じ名前なのだ。同じ市の学校だから、ひょっとすると同一人物かもしれない。タマゴに早速先生への聞き込み調査を依頼しておく。もし僕の担任だった先生ならば、中村雅俊のファンであるはずだ。ここがキーポイント。